水量や回転数…洗濯機のコースの、洗い分けの違いって?

475389655b

 

ドライコースやパワフルコースなど、普段、何となく使っている洗濯機の機能。通常のコースと何が違うのでしょう?「パナソニック」ランドリー・クリーナー事業部商品企画の松原克さんに聞きました。

ドライコースはどうして衣類にやさしく洗えるの?

最近の洗濯機には、どれもドライコースがついています。〈おうちクリーニング〉、〈デリケートコース〉など、メーカーによって名前が違いますが、通常コースとどんな違いがあり、どのように衣類を洗っているのでしょうか?

通常、ドラム式は洗濯物を上に持ち上げて下にたたき落とす〈叩き洗い〉、縦型は水流で洗濯物を〈もみ洗い〉しています。

しかし、どちらのタイプの洗濯機も、〈ドライコース〉では、基本的に押し洗いの後、浸透洗いをしています。洗濯槽を回転させたり、ドラムを揺らすことで、洗剤液を浸透通過させ、汚れを押し出します。その後、シャワーで洗剤液を浸透させて、優しく洗うのだそうです。

ドライコースは、洗濯漕の中での押し洗い。洗濯槽の遠心力で、衣服をほとんど動かすことなく、やさしく洗うことができます。

毛布コースはどうやって洗っているの?

わが家の洗濯機には毛布コースがありますが、洗濯槽のなかで、あの大きな毛布がちゃんと回転しているのか気になります。松原さんに聞いてみると、基本的には〈ドライコース〉同様、洗濯槽を回転させたり、ドラムを揺らすことで洗濯液を浸透通過させて、洗い上げているとのこと。水流の中でグルグル回っているわけではないようです。 

ドラム式で、洗濯機の容量が8㎏以上の場合、化繊または綿の毛布4.2㎏までが洗濯可能、それ以下の洗濯機なら3㎏以下の毛布が洗濯可能だそうです。

また、乾燥機能のついた洗濯乾燥機の場合、容量が7㎏以上なら、化繊の毛布3㎏まで洗濯~脱水~乾燥が可能とのこと。

同じ素材でも、メーカーによって洗えるもの、洗えないものが異なるので、お洗濯前には説明書で確かめましょう。 

パワフルコースは何がパワフル?

〈パワフルコース〉〈強力コース〉と名前がついていると、ゴシゴシと強い力で洗うようなイメージですが、衣類が傷んだりしないのでしょうか? 「これはガンコな皮脂汚れや、泥汚れに効果的なコースです。当社の場合、約1.5倍の洗剤を入れ、高濃度の洗剤液で予洗いします。それを一度排水し、その後再給水して水を半分入れ換えてから、本洗いをしています」と、松原さん。

なるほど、予洗いで汚れを浮かしてから洗うので、強力な汚れでも落ちるという意味なのですね。だから、パワフルコースは、通常のコースよりも洗濯時間がかかります。

何となく使っている洗濯機も、調べてみるといろいろな発見がありました。賢く使い分けて、毎日のお洗濯をもっとスムーズに出来たらいいですね。

取材協力:パナソニック

写真:Thinkstock / Getty Images

文:

※この記事の内容について、花王株式会社は監修を行っておりません。
※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の責任において行ってください。
詳しくは、当社の「ウェブサイト利用規定」および「『マイカジスタイル』コンテンツの利用規約」をご覧下さい。

debug 2017-08-23 13:06:26

関連記事

あなたのカジスタイルを見つけよう!