旦那さんに自発的に家事をしてもらうには、どうしたらいいの?

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家事1年生の夫にも、できれば自発的に家事をしてもらいたい。どのように夫の家事参加をスタートし、継続させていけばいいのでしょうか。「男性学」を専門とする武蔵大学社会学部助教授の田中俊之先生に聞きました。

提案というスタンスで、きちんと伝える

「『私だって大変なんだから、あなたももっと家事をやってよ!』などと伝えても、なかなか夫はやる気になりません。それよりも論理的に話すことが大切です」と田中先生。

「例えば、『今日はわが家の家事分担の不均衡について話し合いたいと思います』など、会議を始めるような態度で切り出し、きちんとした話し合いの場を作って分担していくのがおすすめです。

分担のしかたは夫婦によって変わると思います。家事や育児の大変さを理解していない夫に対しては、まず休日に1日家事・1日育児を経験してもらいましょう」(田中先生)

夫の仕事量と妻の仕事量を考え、お互い不満の出ない家事分担を探っていくのが大切です。

“言わなくても察してほしい”は無理なので、伝え続ける

「女性は『言わなくても察してほしい』と考えるものですが、家事をするのが当たり前と考えない男性に、それを望むのは無理」と田中先生は話します。

例えば、妻が具合が悪くて横になっていても「夕食は?」と言ってきたりする、というのはよく聞く話。ここでは「具合が悪くて作れないから、今日はお弁当を買ってきてくれる?」などと具体的な指示を出すことが必要なようです。

「また分担した家事でも夫がなかなかやらないときは「○○をお願いね」など、あきらめず伝え続けるのも大切。自主的にやるようになるには時間がかかります。習慣になるまで伝え続けましょう。さらに、夫が家事のやる気を出すために、例えば音楽を聴きながらやるなど、自分なりのやり方を工夫しているときは、それを認めてあげるようにしてください」と田中先生。

夫が子どもの見本となるように、ほめることが大切

「今後は今以上に、夫も妻も仕事を持つのが当たり前になっていくので、夫婦2人で家事・育児をするのが普通になっていきます。特に男の子にとって、男親は見本。父が家事・育児をする姿は、いい影響を及ぼすはず」と田中先生。そうなると、夫にはますます家事スキルを上げてほしいですよね。

「そのために大切なのは、ほめること。身近な人にほめられるのは、いくつになってもうれしいものです。例えば、以前までは適当に干していた洗濯物がキレイに干されているなど、変化があったときに気づき、声をかけるのは大切です。お互いの変化に気づき、認めあう関係を維持することが、家事も家庭もうまくいくコツです」とのこと。

夫に家事の習慣をつけるのは、やっぱり大変なんだな~と思いますが、家事も仕事もきちんとできる男の子を育てるためには、夫の家事参加は必要だな、と感じました。

取材協力:武蔵大学社会学部助教授 田中俊之先生

写真:Thinkstock / Getty Images

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