なぜ子どもは「あせも」が出来やすいの?

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子どもって汗かきですよね。夏場は子どものあせもに悩まされるママも多いのではないでしょうか。今回は、あせもの原因と対策について、「医療法人財団順和会 山王病院」皮膚科部長の佐藤佐由里先生に聞きました。

あせもは汗が出る管が詰まって起きる皮膚トラブル

そもそもあせもとは、汗が出る穴(汗管)が、ホコリや汗の成分、汚れなどで詰まってしまったときに、汗がうまく表面に出なくなって周囲の組織に漏れ出して起こる症状のこと。

佐藤先生によると、「医学的には3タイプに分類されますが、子どもに多いのは汗管の周辺組織に炎症が起きてかゆみを伴う『赤いあせも』です。掻きこわしてしまった部分に細菌感染が起こると、とびひ(伝染性膿痂疹)になる場合もあります」とのこと。

汗腺の数は大人と同じ。密集している分、子どもはあせもができやすい

汗腺の数は大人も子どもも同じ300万個。だから「皮膚面積の狭い子どもは、汗腺が密集しているため汗っかきになるのです。さらに、新陳代謝が激しく、体温も高く、大人よりも皮膚が薄いため、汗が皮膚組織に漏れやすく、あせもができやすい」(佐藤先生)。

特に汗をかきやすい首まわり、わきの下、膝・肘の裏、おむつに覆われる部分はあせもができやすいとのこと。

多くはスキンケアで改善。2、3日様子を見て治らなければ、皮膚科を受診しましょう

軽症なら入浴やシャワーをこまめに行い、皮膚を清潔にすれば自然に治るのだそう。

しかし、「かゆみやヒリヒリがでたり、2、3日経っても治らないようなら受診しましょう。かゆみが強いときは、炎症を抑える軟膏やステロイド剤で治療します。とびひになってしまった場合は、抗生物質の内服が最も効果的です」(佐藤先生)

「あせも」は汗が詰まることで起きるトラブルなんですね。汗をかきやすい子どもは、ママが特に気をつけて、暑い季節を快適に過ごさせてあげましょう。

取材協力:「医療法人財団順和会 山王病院」皮膚科部長 佐藤佐由里先生

写真:Thinkstock / Getty Images

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