スーツケースの選び方と長持ちさせるためのお手入れ

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そろそろGW旅行の準備をはじめる人も多いのでは?海外旅行や長期間の旅行に欠かせないのがスーツケース。とはいえ、売場に行くとさまざまなスーツケースがあって、選ぶのが難しい。どのように選べばいいのか、スーツケースメーカー「サムソナイト・ジャパン株式会社」マーケティング部の榮澤欣子さんに聞きました。

スーツケースは強度と軽さ、どちらが重要?

今までスーツケースを選ぶときに、一番のポイントは「強度を重視すべきか」、「軽さを重視すべきか」。丈夫なスーツケースは硬い分重たく、軽いスーツケースは壊れやすいというのが、スーツケースの定説でした。 それが今は、素材が進化しているのです。

榮澤さんによると、「近年、強さと軽さ、両方とも兼ね備えたスーツケースを選ぶことができるようになりました。ポリカーボネートなどの素材で出来ている〈ハードタイプ〉でも片手で持てるような軽い商品もありますし、〈ソフトタイプ〉でも裂けや破れに強い化学繊維の布で出来ている商品もあります」とのこと。 ちなみに、日本人は〈ハードタイプ〉を好み、欧米人は〈ソフトケース〉派が多い傾向がみられるのだとか。

とはいえ、〈ハードタイプ〉を選んでも、押したらベコベコへこむと「壊れてしまわないかな?」と心配になります。 「たとえば、ポリプロピレンシートを何重にもしたカーヴという素材のスーツケースは、車のバンパーやアイスホッケーのシューズにも使われている素材で、衝撃耐性にとても優れています。またカーヴ素材は強いだけではなく、超軽量であることも特徴。ちなみに、このカーヴ素材を使った弊社のスーツケース『コスモライト』は指一本で持ち上げられるほどの軽さなんですよ」 。

海外の空港では荷物の取り扱いが粗雑ですが、そんな素材のスーツケースならどんな過酷な環境でも耐えられそうですね。

スーツケースを選ぶときの3つの基準

強度と軽さは一定のレベルに達していることは分かりました。それでは、ほかにどのような基準でスーツケースを選べばいいのか、3つのポイントを教えてもらいました。

1.何泊の旅行に持参するのか
スーツケースは泊数によってサイズが大きく3つに分かれます。
〈1~3泊〉…高さ50~60㎝、容量は30~40ℓのコンパクトなサイズ。このサイズのスーツケースは機内に持ち込めるものが多いので、身軽に旅をしたい人は長期間の旅行でも活用しています。
〈3~6泊〉…高さは60~70㎝台で、容量は60~70ℓ。もし旅行先が決まっているわけではなく、将来海外に行くときのために買っておきたいのなら、このサイズがオススメです。
〈一週間以上〉…高さは90㎝前後、容量は90ℓ以上の大型サイズ。

2.暑い国と寒い国どちらに行くのか
気候によって、上着やセーターなどを持って行くかどうかが変わるので、当然荷物の量も変わります。寒い国に行く場合は、容量が大きめのスーツケースを選ぶほうが安全でしょう。 

3.自分の旅行のスタイルについて考える
持って行く着替えは最小限、旅先でもおみやげなどをあまり買わない人は、小型のスーツケースでも充分。念のため、小型のスーツケースに加えて、旅先で荷物が増えた時のために折りたためるバックを持って行くのがベター。 「旅先でもお気に入りの服を着たい」「ディナーはオシャレなレストランで食べたい」など、ファッションにこだわる方は、やはり容量が大きいものが合っているでしょう。

とくに女性は知人へのおみやげを買いこむ人が多いので、行きからギュウギュウ詰めの状態では、帰りに入りきらなくて後悔するかもしれません。

旅慣れている人の中には、ロストバゲージを考慮して、機内持ち込み用と大きめのサイズの2台を持って行くのだとか。機内持ち込み用に大事なものと着替え数枚を入れておけば、いざという時には安心かもしれません。

見落としがちなチェックポイント

スーツケースは、使ってみてはじめて、「使いづらい」などの不満が出てくるもの。しかも、値段が高いと買い直しはなかなかできません。失敗しないために細部までチェックしましょう。

  • 女性は身長に合わせる…実際にハンドルを自分の身長に合わせて高さを調節し、4輪で横に走行させたり、斜めに倒して2輪で引っ張ってみましょう。ハンドルを使いやすい高さに調節できるか、倒して引いても身体から遠く離れすぎないかをチェックします。
  • ホイール(車輪)とハンドルのつくりを確認…スーツケースで一番消耗するのはホイールです。また、ハンドルも使用頻度が高いので、用途に合わせて使いやすいかどうかをチェックすること。

知っておきたい、スーツケースのお手入れ

スーツケースを長持ちさせるためには、メンテナンスが必要です。使った後はキレイにしてから、クローゼットなどに保管しましょう。

1.ホイール部分は一番汚れやすいので、硬く絞った濡れタオルで念入りに拭きます。髪の毛やホコリなどが絡まっているときは、ゴミを取り除きます。

2.ソフトタイプもハードタイプも、本体は硬く絞った濡れタオルで拭くだけ。洗剤をつけると素材が変質してしまう場合もあるので、水拭きにとどめましょう。

スーツケースはインターネットのオンラインサイトでも販売していますが、一度は店に足を運び、実物を見るのをオススメします。素材感や実際の大きさ、容量、重さも目で見て手に持ってみないと分かりません。長く使えるものを選びたいなら、デザインだけではなく、機能性も確かめてから買いましょう。

取材協力:サムソナイト・ジャパン株式会社

写真:Thinkstock / Getty Images

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