着回してるから長持ちさせたい、冬用スーツのお手入れ方法

Man in suit. Studio shot.

夏から秋になり、はやくも感じる冬の気配。ところで冬になると、着ることになるのが冬用スーツ。毎日着る男性も多いと思いますが、そもそもこの冬用スーツ、普段どのようにお手入れすると良いのでしょう? そこで今回は「THE SUIT COMPANY」PRの田路哲也さんに、愛用の冬用スーツを長く、大切に着続けるための方法について聞きました。

基本のお手入れは、やはりハンガーかけとブラッシング

田路さんによると冬用スーツの特徴は、夏物とくらべて「毛足のあるものが多い」こと。そのため着用による、毛羽立ちが起きやすいのだとか。

「生地を傷めないためにも冬用スーツは、できるだけ間隔を空けて着回すことが望ましいです。たとえば週に5日、スーツを着る方の場合、少なくとも3着を日替わりで着回すことが望ましいです」。

自宅でできる、スーツのもっとも基本的なお手入れ法はずばり、「ハンガーにかける」こと。ハンガーにかけるだけで、スーツの型崩れを防いだり、軽いシワなら伸ばすことができます。なおスーツ用のハンガーは、肩ラインに合う、肉厚で丸みのあるものが良いそう。

もうひとつ、大切なのがブラッシングです。田路さんによると着用後のスーツには、目にはみえないたくさんのホコリが溜まっているそう。 「小さなホコリも放置すると、繊維内に入り、虫食いの原因になります。ブラシを使って、目に見えないホコリまでしっかり落としましょう」。

ブラッシングの際、静電気が発生するとスーツに逆に、ホコリがつきやすくなります。ブラシは静電気が起きにくい、豚毛や馬毛などの天然素材がオススメ。

悪臭の原因となる水分は、タオルでしっかり取り除く

冬、雨や雪でスーツが濡れてしまうこともあると思います。一般の人が、すぐにできる対処法はあるのでしょうか?

「とにかくできるだけ早く、乾いたタオルなどで軽くたたき、スーツの水滴を落とすのが望ましいです。スーツが水分をふくむと、型崩れや虫食い、さらには悪臭やカビの発生原因となります」。

濡れたスーツをかけるハンガーも、木製のものがオススメ。木が水分を吸収して、スーツが乾きやすくなります。

ハンガーが木製でない場合は、スーツとハンガーの間にタオルを1枚かけると、乾きが早くなります。パンツは濡れが激しい、裾口を下にして吊るしましょう。

脱いだスーツはできるだけ風通しの良い、日光や強い光の当たらない場所に置いて自然乾燥させます。

ニオイの処置にはドライヤーの冷風も効果的

クリスマスや忘年会など、冬はイベントが多い時期でもあります。大切なスーツにタバコや焼肉、汗などのニオイがついてしまった場合、なにか対処法はあるのでしょう?

「自宅で簡単にできる方法は、ドライヤーを冷風にセットして、20cmほど離れた場所から風を衣類全体に当てること。とりあえず表面のニオイを飛ばし、応急処置になります」。

ニオイがついた場合は、蒸気を当てて取り除きましょう。蒸気の水分が汗などのニオイを取りこみ、そのまま蒸発。乾く頃には、かなりのニオイが取れます。

ニオイを付着しにくくする方法は、消臭スプレーを着用前に使用しておくこと。消臭効果に加え、除菌効果も高いので、食べ物や汗のニオイも防いでくれます」と田路さん。

忘年会などで、スーツを醤油やソースなどで汚してしまった時には、ぬるま湯を含ませたタオルで叩き出すようにしてそれを拭き取ります。汚れが油溶性の場合は、使うタオルに洗剤や漂白剤を染み込ませましょう。

今回教えてもらった方法を日々おこなえば、愛用の冬用スーツを良い状態で長く、着続けることができそう。冬用スーツの出番がきたら、ぜひ、実践を! 

取材協力:THE SUIT COMPANY

写真:Thinkstock / Getty Images

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