ママ料理研究家に聞く!子どもと一緒に料理をするときの注意点

Small boy and his sister cooking in the kitchen. Little boy cutting onion for salad.

子どもに料理の手伝いをお願いしたいけれど、危ないかなとか、できるかなとか、気になってまかせられません。どんなことをさせたらいい? そこで、祖母も母もご自身も、親子三代料理研究家のほりえさわこさんに、子どもに料理の手伝いをしてもらうときの注意点を聞きました。

包丁を使うときは、親が目を離さずに!

「子どもは年齢とともに、できるお手伝いが増えていきます。ピーラーは、2歳でも十分扱えます。最初はニンジンやキュウリがオススメ。慣れたら、でこぼこして扱いにくいジャガイモを。その子次第ですが、3歳でも包丁は使えます。

ただし、包丁を使う際には、子どもに合った道具選びと使い方の指導がポイント。さらに包丁を使っているときは親が絶対に目を離さないことが必須です」。

包丁はグリップが細めで、刃先が丸いものを選びましょう。

包丁は必ず切れるものを使いましょう。余分な力が入ることなく、物が切れます。

力ずくで下に押すのではなく、斜め前にすべらせるように切ることを教えると、力を入れずに切ることができます。

やる前から禁止せずできるところをやらせてみる

たとえば、「火を使いたい」など、心の中で「まだまだ早い」とやらせないようにしていませんか?

「子どもに自分で料理をやってみたいという気持ちを持たせるには、ママの手腕にかかっています。〈かわりばんこね〉〈一緒にやろう〉などと言って、できるところをやらせてあげたいものです。

また仕上がりは美味しく食べられるように調味してあげるのもママの役目。 せっかく自分で作ったものが美味しくないとショックですからね」。

もちろん、火や、包丁を使うときは必ず側にいて見てあげられるように、時間と心の余裕が 必要なときにやるのがベスト。火が不安なら、ホットプレートを使うのもオススメです。

ちなみに、ほりえさんの小3の息子さんは、揚げものが大好きで4歳から作っていたそうで、いまではすっかり揚げ際を見極められる男になったそう。

ケガや火傷の原因を説明し、対処法も教えておく

料理では火傷や手を切ることが心配です。〈どうすると火傷をするのか〉〈何処があついのか〉〈どうやったら手を切るのか〉を調理前や調理中に繰り返し確認しておきましょう。子どもも痛い思いはしたくないので気をつけるようになっていきます。

万が一やけどをしたり、手を切ったりしても大事故でなければ、焦らずに。〈指が包丁の前にあったのかな?〉〈熱い鍋をうっかり触っちゃったのかな?〉〈今度は気をつけようね〉と子どもと確認しあいながら、冷やしたり、バンドエイドを貼ったりして、どう対処するかも冷静に教えてあげましょう。

子どもはただ「ダメ」と言うだけでは理解できないので、繰り返し説明してあげるといいと思います」。

必要以上に怖がらせるとお手伝いしたくなくなってしまうので、〈ママもやけどしちゃう(指切っちゃう)ことあるよ〉とか、上手くサポートしてあげると、嫌がらずお手伝いしてくれるようになりますよ。

「手伝って!」と命令せず、興味を持つような声がけを

「『手伝って!』と命令されれば、誰もやりたくはないと思います。わが家では、『ねえ、見て見て!これ美味しそーう♥』『ママがこれやっちゃっていいですか~?』『すみませーん!お手すきですか~?味見お願いできますか~?』と子どもの興味を引くような声掛けをして、キッチンに呼び寄せています。味見もれっきとしたお手伝いです」。そして、手伝ってもらったら、「助かる!」「ありがとう!」も忘れずに伝えると、また次に繋がりますね。

一緒に作って残さず美味しく食べる!

ほりえさんには「子どもに料理を手伝わせる」感覚はないそうです。「料理は五感を使います。手も使い、目も鼻も使って自分の食べるものを作っていく。それを自分だけではなく相手(家族)に食べてもらう。共有することが大切。さらに美味しければ、みんなも喜んでくれるし、ほめられると自分もうれしい。人間誰でもほめられるとやる気出ますから、積極的にお手伝いしてもらってください。そして、一緒に作ったものは残さずに食べましょう」。

 同じものを同じタイミングで「美味しいね」と言って食べること、共有することに、家族としての意味があると教えてくださったほりえさん。大人が楽しむことで、子どもも楽しめるんだそうです。

料理を頬張ったときの笑顔、それを作るまでの作業を一緒にすれば、いっそう美味しさも増しますね。「美味しい」という気持ちを大切に育ててながら、お手伝いする心をはぐくめるといいですね。

取材協力:ほりえさわこ先生

写真:Thinkstock / Getty Images

文:

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