なぜ衣類に虫がつくの?衣替えの前に知っておきたい防虫の基本 [知識編]

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衣替えをしようとタンスから出したセーターやマフラーに、虫食いを発見してがっかりした経験はないでしょうか? いつもと同じ方法で衣類を収納すると、次の衣替えでまた同じ経験をするかも。

そこで、防虫剤のヒット商品「ムシューダ」を開発し、その道に詳しいエステーさんに話を聞きました。

衣類に虫がつく理由とは?

衣類に虫が付いて穴があくのは、害虫が繊維を食べているから。甲虫のヒメカツオブシムシや、ガの仲間であるイガなどの幼虫が悪さをします。成虫で5mm程度の小さな虫で、飛んでくる彼らの侵入自体を防ぐのは困難です。

彼らは家の中で繁殖することで、長きにわたり世代を重ねてきました。家の中で成虫になり、時期が来ると洗濯物やタンス、クローゼットの中に産卵します。

ヒメカツオブシムシは1年に1回、4~5月頃に産卵します。300日以上を幼虫で過ごし、その間中、衣類やホコリなどをエサにして成長します。イガの場合、幼虫で過ごすのは60日くらい。3カ月弱で一生を終え、年に何度も世代が代わります。

食べられやすい衣類No.1はウール

害虫は動物性の繊維が大好物。一番食べられやすいのは羊の毛でできているウールです。続いてよく被害に遭うのが、蚕のまゆから作られるシルク。次は木綿ですが、ウールやシルクに比べて、虫に食われる可能性はぐっと下がります。ポリエステルなどの化学繊維は、基本的に虫のエサにはなりません

しかし、皮脂や汗なども害虫は大好きです。衣服に汚れが付いていると、繊維の質に関わらず、一緒に噛みちぎられてしまいます。衣替えで衣服をタンスなどに収納するときは、必ず洗濯を済ませてからにしてください

防虫剤の使い方から、収納方法まで。衣替えのコツまとめ

取材協力:エステー株式会社

メイン写真:Thinkstock / Getty Images

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