時には親とケンカになることも?実家の片付け

みんな悩んでる⁉ 実家の片づけ

 

多くの人が親の家の片付けに悩んでいます。ライターも、ものの多い実家に帰るたび、片付けたいのですが、捨てたがらない母と言い合いになることもしばしば…。そもそも、なぜ親の家は散らかってしまうのでしょう。片付けサービスなどを展開する、日本ホームステージング協会代表の杉之原冨士子さんに、その原因や改善点をうかがいました。

親が片付けられないのは、性格的な原因だけではなかった!

「親がモノを片付けられない原因は、体力・気力が減退することに加え、肩や腰の痛みなど身体的な問題もあります。

また親の世代はオイルショックの頃のものがない時代の経験から、使わなくなったものも捨てられない傾向に。特に母親に関しては、今までご主人や子どものために家事をしてきたことから、子どもが巣立ったり、夫に先立たれた後、自分のために家事をするのが億劫になるようです。

また、ゴミの分別が複雑になっていることも原因のひとつ。

たとえば、金具と皮でできているベルトの分別は?粗大ゴミは?と、出し方がわからず捨てられない人も多いのです。

さらに、現代は通販、コンビニ、100円ショップなど、手軽、または格安に多様なものを購入できる環境もあります。家の中にものが入りやすい一方で、ものを捨てられないため、どんどんものが増えていってしまうのです」。

親の家が片付かないことによる大きなデメリットとは!?

家が散らかっていることで心配なのは、家の中での事故の原因になってしまうこと。

現在、家庭内事故は年々増加する傾向にあります。

片付かない部屋で、ものにつまづいて転倒することは一番避けたいことですよね。転倒が原因で車いす生活になってしまったり、入院生活になったりすることもあります。

また片付かないことが原因で、親子間での争いになってしまうこと、遺品整理の際の子どもの負担が大きくなることもデメリットだといえます」。

無理に捨てると、親はかえってものと向き合わなくなる?

「親の家が散らかっていることにストレスを感じる人は多いものですが、片付けたいなら、無理に捨てないようにしましょう。

親の家のものはあくまで親の所有物です。親は捨てられると思うとものと向き合わなくなります。まずは親の話を聴くことに徹し、親が取っておきたいものはとっておくべきです。

無理やり捨てさせることで、親は喪失感に襲われてしまう場合もあります。親にはいつまでも元気でずっとこの家で暮らしてもらいたい。そう思う気持ちを大切に、ただし押しつけないようにしながら、安全で安心な部屋にすることだけを考えて片付けを進めてください」。

実家にものが多いのは、母が性格的に片付け下手のせいだとばかり考えていましたが、生きてきた時代や、現代のものが入りやすい環境などさまざまな原因があるとわかり、納得できました。

次回は杉之原さんにうかがった、具体的な親の家の片付けのコツをご紹介します!

取材協力:日本ホームステージング協会

写真:Thinkstock / Getty Images

文:

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