プロに聞いた!車の中をすっきり掃除するコツ

車の中をすっきり掃除するコツ

給油のついでにボディの洗車はするものの、車内は定期点検の時に掃除をしてもらう程度。子どもと公園で拾ったドングリや草花を持ち込んだり、キャンプや登山に出掛けたり、と、車内にはいつの間にか汚れが溜まっています。すがすがしい年始を迎えるべく、車内をしっかり大掃除しようと思います。車内の掃除のコツを、自動車販売や整備を行う「ミュンヘン」の宇都宮誠さんに伺いました。

特別な機械やプロ仕様の洗剤がなくてもOK

「プロに頼まずとも、普段の家の掃除を行うような延長で、車内も掃除できちゃいます」と宇都宮さん。カー用品店に行くと、さまざまな種類の洗剤類があり、どれを使おうかと迷ってしまいます。しかし、特別な機械やプロ仕様の洗剤類を使わなくても、いかに汚れに気付いてそれをしっかり落とすかを考えれば、とってもキレイになるそうです。

「車内の掃除は、フロアマットを洗うのなら乾くまで時間がかかるので、天気のいい午前に行うのがベスト。掃除のポイントは、外装にも言えることですが、白いところは白く、黒いところは黒く、が基本です。室内が引き締まってかっこよく見えますよ」。

車内掃除の順序

1.フロアマットの掃除

乾きにくいので一番最初に行いましょう。掃除機をかけて、しっかりとゴミを吸い取ります。掃除機をかける前に、布団たたきのように裏側から叩くと、マットの繊維奥のゴミやほこりを浮き出してくれます。台所用の除菌洗剤と、ブラシ(弾力があって、ブラシの毛がよくしなるもの。洗車用ブラシなど、100円ショップでOK)で汚れをかき出すように洗います。泡が出なくなるまでよく水ですすぎ、風通しのよい場所でよく乾かす。乾かさないとカビや生乾き臭の原因になるので要注意。

フロアマットの掃除

2.フロアの掃除

掃除中はホコリが飛散するので、窓・ドアすべてを開けてから、行いましょう。フロアマットを出したその下にも、土や大きい石、葉っぱなどが落ちていることがあります。あらかじめ手で取ったあと、掃除機でゴミを吸い取ります。細いノズルを付けて、狭い箇所のゴミも残さずとりましょう。

掃除機で徹底的に吸い取るのもいいのですが、ゴミの除去はエアブローがおすすめ。ガソリンスタンドなどで、100円程度で使える場合もあります。近くの店で確認してみては?エアブローを吹き付けてから掃除機をするとよりキレイになりますよ。

フロアの掃除

3.とにかく水拭き!

ダッシュボード、ステアリング、シフト、ドア周り、ガラスの内側についた汚れ、手垢など、柔らかいタオルを硬く絞って水拭きするだけで、とてもきれいになります。くまなく念入りに、細かな箇所もタオルの面や角を使って水拭きです。つや出し剤を使うと、ステアリングやシフトレバーなどは、手が滑って運転に支障がでてしまうし、ダッシュボードでは光が反射してまぶしいので、使う箇所には注意が必要です。

フロントガラスや窓の水拭きでは、タオルやウエスの毛ボコリが湿気を帯び、ガラスに筋のように残ってしまうので、ガラス用洗剤をタオルに吹き付けてから拭くといいでしょう。洗剤がダッシュボードにこぼれないように、新聞紙やタオルで保護しておけば、液剤がこぼれても心配はありません。もし、ダッシュボードにこぼれた場合は、カラ拭きをして洗剤を残さないようにしましょう。最後に柔らかい布でカラ拭きを。

とにかく水拭き

4.タオルでは無理な箇所はハケで細かい部分掃除を

棒や柔らかなハケ、柔らかめ歯ブラシなどがあると、有効です。100円ショップで揃うものでOK。

たとえば、エアコンの吹き出し口などは、濡らした綿棒でドリンクカップや小物入れ、ドアポケットなどは、ハケで。オーディオ周りは歯ブラシで。細かな部分を綺麗にすることで、外から見た車の美しさだでなく、内側までキレイにすることで、ドアを開けた瞬間の美しさが格段にかわります。

ハケで細かい部分掃除を ハケで細かい部分掃除を

5.その他の箇所の掃除

他には、スライドドア周りの汚れ、運転席や助手席に座った時に目に入るドアミラー周りの汚れ、ウィンドウモール(窓ガラスが格納される個所)まわりのゴムの部分の汚れなども、しっかり拭いて、黒ずみや泥ホコリを落としておきましょう。

シートのシミには、服の染み抜きのように、濡れたタオルでたたきだすのが効果的。最後に、シートのニオイが気になるならば、エアコンや各種電気機器がない箇所なら、シート用除菌スプレーなどを軽く噴霧します。風通しをよくし、車内がよく乾いたら、清掃完了です。

車の販売や整備などで、お客様に車を引き渡す前に車内清掃をすることの多い宇都宮さん。基本の水拭きで、ほとんどの車を美しく掃除してきたそうです。

車内がきれいならば、車の移動も気持ちよく、お出かけが楽しくなりますね。私もやってみます!

取材協力:ミュンヘン

文:

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