年末の気になるイベント「大掃除」の由来って?

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新年の足音が聞こえてくる12月。そろそろ大掃除が気になってくる人も多いのでは? 

年末の風物詩になっているけれど、そもそも大掃除にはどんな由来があるんでしょう。歴史をもとに、ひもといてみました。

今年はどうする?大掃除のコツまとめ

掃除=「穢れ」を清める儀式?

日本の掃除を象徴する「ほうき」は昔、「生産活動」や「魂」を象徴する道具でした。

お正月には天子が鍬で田を耕し、皇后がほうきで蚕室を掃くという儀式を合図に、その年の農業と養蚕の仕事を始めていたほど。また、ほうきをぞんざいに扱うと罰が当たるという俗信や、安産を祈願して妊婦のお腹をほうきでなでるなどの信仰もみられます。

ほうきに対するそのような信仰心が、やがて埃とともに煩悩を払ったり身を清めたりすることと結びつき、「みそぎ」や「祓い」などの意味を持った「掃除」が生まれたのでしょう

大掃除が始まったのはいつ?

中国では紀元前のはるか昔から「掃除」という言葉が現れ、今の私たちと同じ意味で使われてきたのだとか。

しかし、日本で「掃除」が用いられ始めたのは平安時代以降のこと。大掃除もその頃に生まれた風習です。

一年の煤を払い、お正月の神様を迎える準備を始めるイベントで、12月の宮中には欠かせない行事だったのだそう。

農村では単なる掃除だけでなく、門松を迎えに行くなどの手順も。新年の安泰と五穀豊穣を祈る、宗教的な意味合いも強かったようです

昔の大掃除道具は?

近ごろは便利な家電が山のように登場していますが、ほうきやはたき、ちりとり、雑巾といった日本の掃除道具は、古来から戦前までほとんど変化がありませんでした。

畳を履くのに埃を立てないよう茶殻や濡れ紙を蒔いたり、古くなった着物で雑巾を作るという生活の知恵も昔から。地方によっては刺し子の技術が発達していて、とても美しい模様の雑巾を作ることもあったのだとか。素敵な雑巾を使えば、楽しく掃除ができそうですね。

一年で溜まった汚れを落とすだけかと思いきや、すばらしい新年のために祈りを捧げる意味もあった大掃除。家族みんなで協力して行えば、よいお正月が迎えられそうです。私もさっそく、旦那さんと役割分担をしようと思います♪

今年はどうする?大掃除のコツまとめ

 

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