聞いてビックリ!! ロシアの家事事情~洗濯編~

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ソチ五輪が、いよいよ明日開幕。

今回のオリンピックが開かれるのはロシアですが「1年中、雪が降っていて寒い?」「ロシア人は毎日ウオッカを飲んでいる?」というイメージを持っている人も多いのでは?

しかし、そのどちらも正しくありません。実は、オリンピック開催地であるソチは、温暖で真冬でも気温が10度もあるんです!

そのようなことを筆頭に、まだまだ日本では知られていないロシアのライフスタイルを、ロシア人家庭に嫁ぎ、モスクワ在住暦4年の私、Mumunchikがご紹介したいと思います。 

ロシアでは、ベッドカバーやシーツなどの大物洗いにお湯を使う!?

ロシア、特にモスクワでは、冬になるとほとんどの日が曇りになり、太陽があまり顔を出さないようになります。また、雪がたくさん降り、気温も氷点下になるので、ベランダに洗濯物を干すことが難しいです。

そのため、室内干しをしている人がほとんど。ただ、室内干しといっても、ロシアの場合は日本のように部屋の中に干すのではなく、お風呂場に干すことが多いです。

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バスタブの上部に、洗濯用の紐を張り、そこに洗濯物を干していきます。乾燥機や除湿機などは使いません。「そんなことで洗濯物が乾くの?」という疑問をお持ちの方もいると思いますが、冬の間、ロシアでは部屋全体に流れているお湯管の熱(セントラルヒーティング)を使って部屋を温めています。そのため、どの部屋も暖かく、お風呂場も同様です。よって、乾燥機や除湿機を使用しなくても、部屋の暖かさだけで充分に乾くのです。

また、日本ではあまり考えられない事ですが、ロシアでは洗濯をするときにお湯を使うことがあります。いつもではなく、ベッドカバーやシーツなど殺菌したいと思うものを洗うときだけです。というのも、日光に当てられなくても、お湯を使って洗濯をすれば殺菌になりますし、ダニなどを殺すこともできるからです。使用する洗濯機によって使えるお湯の温度は異なりますが、大体は60度くらいです。

また、BIOプログラムというプログラムが付いている洗濯機なら、なんと90度のお湯まで使用することができます。ですが、さすがに90度まで耐性のあるベッドカバーやシーツなどはありませんので、90度はまず使うことはありません。

ダウンのジャケットやコートも洗濯機で洗う

ロシアの冬は日本よりも長く厳しいです。日本で着るようなウールのコート、ダウンジャケットなどはせいぜい11月、12月までしか使えません。その後は、女性なら毛皮のコート、男性ならスキーウェアを着用します。

冬の終わり、つまり雪どけの季節になると、またウールやダウンのコート類を着用し始めます。ロシアではウールやダウンのコート類は9月頃から12月頃まで、4月頃から5月頃までと長い間、着用することになります。よって、クリーニングに出したり、洗濯をしたりするのは主に夏の間です。

私は自分のダウンコートは夏に1度クリーニングに出します。しかし、誰しもがクリーニングに出しているわけではありません。

実は私の義母はコート類をクリーニングに出しません。ダウンのコートやジャケットであろうと、自宅の洗濯機で洗うのです。

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ドライクリーニングではなく、普通の水洗い。年に1度のことですが、前にコート類を洗濯しているところを見せてもらったことがあります。

洗濯後、義母はいつも通りにお風呂場でコート類を干していました。ある程度乾くと、義母がコートの腕付近をしきりに伸ばそうとしていました。何をしているのか気になった私は、質問してみると…「洗濯して、中の羽毛が1箇所に寄ってしまったから、今、元に戻してるのよ」という答えが。

「正直、え!?」っとビックリしたので、話を聞いてみると、義母はこれまで1度もダウンのコートをクリーニングに出したことがなく、今までずっとこの方法で洗濯をしてきたそう。それでも、毎年、ちゃんと使えているし、問題ないそうです。

ロシア人は見栄っ張り!? Gパンにもアイロンをかける

ロシア人は外見を気にする人や見栄っ張りの人がとても多いです。

外に着ていくシャツや服などにアイロンをかけるのは当然で、Gパンにさえアイロンをかける人も稀ではありません。これらはすべて、他人の目を気にしているからです。

アイロンのかかっていないシワシワの服を着ている人は、「だらしのない人・貧乏な人・仕事のできない人」という風にロシア人たちは解釈します。

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なので、街中を歩いている人たちのほとんどは、パリッとアイロンのあたった服を着て歩いています。

また、ベッドカバーやシーツにアイロンをかけるロシア人もいるようです。これは見栄ではなく、殺菌の意味をこめて行います。洗濯と同様ですね。

 

写真:Thinkstock / Getty Images

 

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