大掃除

正月を迎える準備に一年の煤を払う掃除のこと。この歴史は古く、平安時代までさかのぼる。古来は「煤払い」と呼ばれ、江戸初期の宮中では12月20日以後とされていたが、幕府の三代将軍家光の忌日にあたる13日と定められ、民間でも13日の煤払いが普及した。しかし近年の大掃除は、昭和29年の「清掃法」が元で始まっており、これによると「建物の占有者は毎年1回市町村長の定める計画に従って大掃除をしなければならない」とある。45年の「廃棄物処理法」が制定され、大掃除を定期的に実施するとの規定がなくなり、行政が積極的に大掃除を指導することもなくなった。

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