広々と心地よい空間をつくる、インテリアの配置のコツ

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家具の配置を変えたり、小物を並べるのは楽しいものですが、どんなバランスがベストなのか悩みがち。思いつきでレイアウトしてみても、いつの間にか乱雑になっていることも。IDÉE(イデー)の小林夕里子さんに、広々と快適な空間を作るための配置のコツを伺いました。

くつろげる空間づくりは、視線の高さがカギだった!

自分の部屋やリビングなどで過ごすとき、落ち着ける場所はある程度決まっているのでは? そこにいるときに、目線がよくいく場所が、空間作りのポイントになるそう。

「店舗では、お客様が歩いているときに一番目に入りやすいところ―女性なら140cmくらい―を『ゴールデンライン』と呼んでいて、一番見て欲しい商品を配置します。お部屋でも同じように捉えて、ソファに座っている時間が一番長いなら、座ったときの目線の先をゴールデンラインと考え、好きな絵や小物を並べてみます。いつもお気に入りのものを目にすることになるので、居心地が良くなりますよ」。

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たとえば、ソファに座ることが多いなら、上の写真のように低い位置。また、ダイニングテーブルの前に座ることが多いなら、少し高めに置くことになります。

「また、真ん中に背の高いもの、両側に低いものを置いて三角形にするとまとまりが出ます。この写真では、飾ってある絵が三角の一番高いところで、左右の草木やオブジェなどのかたまりが低いところです」。

よく見るとたくさんのものが置いてありますが、三角の山のような形にしているからか、バラバラな印象は受けませんね。

「左右の小物は、それぞれ下に布などを敷くことで、ひとつのまとまりに見せています。お店でもよく使うテクニックですが、小さな小物をカゴなどに入れるとひとまとまりに見えてすっきりとするんです。
また、空間に『ヌケ』を作るのもポイントです。足のある家具を選んだり、小物を置くときに隙間を空けて余白を見せていきます。狭いワンルームなどでは詰め込みたくなってしまいますが、『ここはくつろぐ場所』と決めたら、収納は他の場所に任せて、飾ることに専念しましょう」。

収納するのはぐっと我慢。見えないところでしっかりと収納することにしたいですね。

物の配置は、視線の動きを意識するとセンスUP!

「人の目は、左から右へ、上から下へ自然に動くようになっているそうです。そのときに徐々に大きくなったり、徐々に面積が増えると落ち着きます。小物の置き方に迷ったら、三角の構図と合わせて、目安にするといいですよ」。

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写真では、棚の上のものは左から右へ大きくなり、中のものは上から下に行くにつれて面積が大きくなっています。確かに、安定感があって落ち着きが出ます。

「他には、部屋を広く見せるアイテムとしてよく使われる、鏡の置き方にもポイントがあります。よく座る位置から自分が映り込む場所にあると、自分と視線が当たって落ち着けないですよね。逆に、他の空間が映り込むようにしておくと、広く感じる効果があります」。

レストランなどでは、大きな鏡によって広く見える経験をしたことがありますが、自分の部屋にも取り入れられそう。姿見などの置き場所を再考して、広く落ち着ける空間作りを目指したいです。

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