[スタイリスト河井真奈さん直伝] 冬小物をスッキリしまうテク
数々のファッション誌や著書「絶対 美人アイテム100」などで活躍する、スタイリストの河井真奈さん。私物でコーディネイトにプラスオンすることもあるため、相当な量の小物類を自宅にすっきり収納されています!そこで、冬小物の上手な収納術をうかがいました。
ブーツはまとめて大型のスーツケースへ
河井さん宅のシュークローゼット、実は4人家族にしては収納力はちょっと少なめ…。仕事柄、なおさらたくさんの靴をお持ちの河井さんにとって、シュークローゼットも衣替え対象なのです。
特に冬のロングブーツは、かさばるもの。足の甲にも、ふくらはぎにも、しっかり新聞紙を詰めて、保存用の袋に入れたら、折れないようにスーツケースに入れて。
あまりスーツケースの中がすかすかでもブーツが動いてしまうので、余裕がある場合はタオルなどを緩衝材代わりに使うと◎。このまま、トランクルームへしまい込むのだそう。ちなみに、夏のサンダルなども、こうしてしまって、衣替えの時期にブーツと交換しているのだとか。
手袋は1組づつ袋に入れて
お手入れの済んだグローブは、1組ずつ袋に入れ、トレイに並べて収納。次の出番が来る日まで、そのトレイごとクローゼットの奥へ仕舞います。逆に、春夏使いの小物を手前に出して、入れ替えるだけでOK。
タイツの収納はノベルティでもらったボックスに
色や柄、素材など、秋冬もののタイツは、同じ大きさに丸めて箱の中に敷き詰めて、クローゼットの奥へ隠してしまうのが河井流。次に出したときも、まるでカタログのようにお目当てを一瞬で探し当てることもできます。
ちなみにこの箱は、展示会のノベルティが入っていた箱で、厚さ3センチほどのもの。あえて収納用のボックスを揃えて…というわけでなく、気に入ったボックスを活用して、クローゼットの中を整理するセンスにも脱帽です。
ファーのマフラーやティペットなどはバニティボックスに
スタイリングに変化をもたせる小物をたくさんお持ちの河井さん。本来ならば、化粧品などを入れる大きめのバニティポーチに、ファーストールやティペットなどを入れて、シーズンオフはクローゼットの奥へ。
バニティポーチは、箱型でつぶれないので、ファーの毛並みが荒れずに、ふんわり収納できるのがメリット。しかも、取っ手もついているので、必要なときにサッと奥からでも取り出しやすく、軽い物ならば積み重ねることも。
収納アイテムは、機能性を追求して無機質な色味や材質で整然としたものが多いなか、河井さんのようにバニティポーチ収納すると、おしゃれ気分が上がりますね。冬用の帽子類をまとめて入れるのにもおすすめです。
取材協力:河井真奈さん
2014.4.3