サンダルをキレイに保つためのデイリーケアとスペシャルケア
せっかく買ったかわいいサンダル。できることなら来年、再来年と長く履き続けたいですよね。そこで、靴のメンテナンスでおなじみ「ミスターミニット」のスーパーバイザー渡辺勇二さんに、サンダルのケア方法を聞きました。
除菌・防臭スプレーでサンダルの汚れ&ニオイをオフ
夏に履くサンダルは、汗などによる内部の汚れもとくに気になります。サンダルをキレイに保つためのデイリーケアとして、帰宅してサンダルを脱いだら、除菌・消臭スプレーを噴射するクセをつけること。こうすることで気になるニオイも防げます。
週1回は行いたい、サンダルのスペシャルケア方法
革のサンダルはパンプス同様、表面のケアを行わないと乾燥によるひび割れや摩擦による色落ちが起こりがち。週に1度は靴用ブラシやクリーナーで汚れを落としたり、靴墨を塗って補色をしたりするなどのスペシャルケアを行いましょう。
準備するもの
- 靴用ブラシ(馬毛などのやわらかいもの)
- やわらかい布(いらないTシャツやワイシャツを切ったものでもよい)
- 靴用クリーナー(汚れ落とし)
- 靴墨(サンダルに合わせた色)
手順
1.サンダルの表面についたホコリや汚れを馬毛などのやわらかいブラシで落とす。
2. やわらかい布の上に真珠粒大の靴用クリーナー(汚れ落とし)をとり、なじませる。
※このとき布を指にしっかり巻き付けておくと作業がしやすい。
3.2.の布でサンダルの表面を拭く。
※内側の汚れは油分が含まれていないクリーナーを使いましょう。
4.こすれなどにより、色が薄くなっている部分を中心として、靴墨(または補色用クリーム)を全体に塗布する。
5.サンダルの全体を2.の布の裏面などでからぶきして終了。
使用するクリーム類は、ほんのちょっとで足りるとのこと。また、最後のからぶきはいらなくなったストッキングなどで行うとよりツヤが出るそうです。
汚れがついたままだとカビが生える原因になるので、保管する際はしっかりと汚れを落としてからにしましょう。
お気に入りのサンダルなら修理を相談してみよう
ストラップが切れてしまったり、ヒール部分に目立つ傷がついてしまったりと、サンダルを履いていれば何かと問題は起きるものですが、修理に出せば大概お直しできるとか。
切れてしまったストラップをつなぎ合わせることはもちろん、新しいストラップを作成することも可能なのだそう。
さらにヒールは小さな傷の補修から取り替えまで対応可能とのこと。多少壊れてしまったサンダルも、お気に入りであれば、修理に出してみるといいかもしれませんね。
取材協力:ミスターミニット
2014.7.11