[防災の日]あなたの家は大丈夫?自宅避難で乗り切る防災グッズ

 

「防災の日」に合わせ、わが子が通う小学校では防災訓練が行われました。この機会に改めて、自宅の防災グッズを見直してみませんか?今回は、被災時に本当に役立つグッズについて、NPO法人「プラス・アーツ」の永田宏和さんに聞いてみました。

自宅で乗りきることを考えた防災グッズとは  

「最近、自治体では、防災時に自宅が倒壊していなかった場合、自宅で避難生活を送ること(自宅避難)を推奨しているそうです。

というのも、本当に大きな災害時は避難所に入れない場合があるし、自宅が無事なら自宅で過ごすほうが快適だからとのこと。

ただ電気、水道、ガスは止まってしまうことが考えられます。そのため、いかに快適に自宅で過ごすかを考えながら、防災グッズをそろえることが重要です」(永田さん)。

ライフラインの復旧目安は、電気が1週間、ガスが1カ月。水道管の破裂などがあった場合、水道は2~3カ月かかることも。

上記を踏まえて、永田さんに聞いた「自宅避難で必須なグッズ」を4つ紹介します。

自宅避難で必要なグッズ

1.LEDランタンとヘッドライト
ランタン…自宅の照明として使うので最低でも3つ準備。リビング、台所、トイレで使用します。
ヘッドライト…人を救助したり、物を探したり、外を見回りするときに必須。両手が空けば作業ができるので便利です。家族の人数分準備するのがベター。

2.カセットコンロとガスボンベ
IHの場合は早ければ1週間で使えるようになりますが、ガスの場合、復旧までの約1カ月間はカセットコンロを使って料理をすることに。そのためのボンベも準備しましょう。1日3食作るのに使った場合、1本のボンベで2日分。1週間なら4本程度、1カ月では15本必要です。缶が腐食しないかぎり期限なく使えるので、しっかり買い置きしておきましょう。

3.簡易トイレ
下水道が機能しなくなるので、トイレはまず使えません。携帯トイレの備蓄数は多ければ多いほど◎。目安としては、小便4回、大便1回ごとに取り替えると考えます。4人家族の場合、1人1日小便を6回、大便を1回したとすると、1日で10枚。1週間で70枚の携帯トイレが必要になります。

4.口腔ケア用ウェットティッシュ
アルコールが使われていないのがポイント。災害時は歯が磨けないことも多いのですが、口の中が不衛生になると、子どもやお年寄りは肺炎になりやすくなります。口を拭くためにはもちろん、通常のウエットティッシュと同様手や体も拭けますし、さらに、食事後のお箸やスプーン、食器類を拭くのにも役立ちます。

多目的に使用できるグッズを準備しよう 

自宅避難の場合でも、ライフラインが止まっているため、冷暖房が使えない、トイレが使えないなど不便なことが多くなります。

そんな時に役立つのが、多目的に使える「新聞紙」、「ポリ袋」、「大判ハンカチ」、「レインコート」です。ただ準備するだけでなく、どう多機能に使えるのかも知っておきましょう。

新聞紙

  1. 紙食器として使用
    水道が使えないので、洗わないで済む紙食器は便利。炊き出しなどで食器が足りない時にも使えます。
  2. 防寒具として使用
    新聞紙を体に巻いて、さらにラップで巻けば防寒具に。クシュクシュ丸めて服と体の間に挟むと、空気の層ができるので温かく過ごせます。
  3. サバイバルトイレとして使用
    ゴミ袋の中に新聞紙を入れておけば水分を吸収するのでトイレとしても使えます。消臭剤を用意しておけばニオイもおさえられます。
  4. 骨折時の添え木として使用
    新聞紙を半分に折って、さらにもう半分折れば、かなり丈夫な棒状になるため、骨折時の添え木として使用できます。

ポリ袋

  1. 小さめのポリ袋は食器に被せて使えば、食器を洗わずに済みます。
  2. 大きめポリ袋は水を運ぶときに使用。例えばリュックに二重にしたポリ袋を入れて、その中に水を入れて運べば、マンションの高層階でもポリタンクなどで運ぶより相当ラクです。
  3. 大きなポリ袋に頭と手の穴をあければ、ポンチョにもなります。

大判のハンカチ(50㎝×50㎝程度)

  1. 災害時はホコリが舞っていることが多いため、吸い込まないようにマスクとして使用します。
  2. 大判のハンカチを斜めに折りたたむと包帯代わりになる。止血や骨折時に添え木を留めるのにも使えます。

レインコート

雨や寒さ、ほこりからも身を守ることができます。風雨を通さないレインコートは軽いし、温かい。ホコリも落ちやすいので便利です。口を覆うことができるフード付きのものがベスト。

自宅の耐震性や自治体の情報を改めて確認しておこう 

また最低限、確認しておいた方がいい災害関連情報についてもまとめてみました。

  • 自宅の耐震性を確認。十分な耐震性があり、家具やテレビなどに地震対策を行っておけば、自宅避難はかなりの確率で可能。
  • マンションの場合は、耐震性はもちろん、災害時に電気、ガス、水道やエレベーターがどうなるのかを確認しておきましょう。
  • 自治体のホームページで、ハザードマップを確認。最寄りの避難所や物資、水がもらえる場所なども調べておくと安心。
  • 別の地域へ通学通勤している場合は、自宅までのルート、帰宅困難者向け情報も確認しておきましょう。  

の取材を通して、わが家も自宅避難がベストだと思いましたが、それにしては足りないものが多すぎでした(汗)。

早速、LEDランタン、ガスボンベ、携帯トイレ、口腔ケア用ウェットティッシュを購入。大判ハンカチは持ち歩くようにし始めました。備えあれば、憂いなし。皆さんも災害について見直してみてはいかがでしょうか?

取材協力:NPO法人「プラス・アーツ

※この記事の内容について、花王株式会社は監修を行っておりません。
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