【写真でわかる】薄手でぐちゃぐちゃになりやすい夏服のたたみ方
どんな服も”基本のたたみ方”で応用可!両サイドを折って長方形にした後、収納ケースの高さに合わせてたたみましょう。
とにかく枚数が多くなりがちな夏服。しかも薄手のものは、しまうときにぐちゃっと崩れがち……。そんなやっかいな夏服を美しく、かつ取り出しやすくたたむ方法を、整理収納アドバイザーのすはらひろこさんに伝授していただきました!
「長方形を作ってからたたむ」が基本
夏服はTシャツにカットソー、フリルつきトップス、着丈のあるワンピースなどバラエティ豊富。整理整頓が苦手なんですが、こんな私でもたたみ方をマスターできるでしょうか!?
「心配ご無用!基本のたたみ方を覚えれば、ほとんどの衣類に応用できます。両サイドを折り込んで長方形を作ってから、収納ケースの高さに合わせて三つ折り〜四つ折りにするだけなので簡単ですよ」(すはらさん)
それでは実際に教えていただきましょう!
ワンピースはふくらみを折り込んで長方形に
まずは、涼を求めて着倒したひざ丈のワンピース。ふんわりしたスカート部分をどうたためば良いのか悩むところですが、「長方形を作ってたたむ」という原則にのっとればとっても簡単!
<ワンピースのたたみ方>
1. 床などに広げる
2. スカートのふくらみは気にせず、直線になるように両サイドを折り込む
3. えり側とすそ側から、それぞれ4分の1のところまで折る
4. さらに真ん中で折って半分にたたむ
フリルは他の服に引っかからないよう内側に折りこむ
続いてフリルつきのトップス。こちらは収納後、ほかの服を出し入れするときにフリルが影響を受けないようにたたむのがポイントです。
<フリルつきトップスのたたみ方>
1. フリルがついている場所を確認
2. 袖フリルの場合、両サイドを折り込んで長方形に整える
3. 収納ケースの高さに合わせて三つ折りにする
ちなみに、すそにフリルがついている場合は、三つ折りにするときに、すそから折りたたんでフリルが内側に入るようにすると良いそう。
薄手の服はカットソーのクッションを入れて折りたたむ
たたんだ形がキープしにくい薄手の素材のときは、クッション代わりにたたんだカットソーを用意しましょう。内側にカットソーのクッションを入れて三つ折りにするのが上手に収納するコツです。
ノースリーブやボウタイつきトップスにも応用可
トップスの形状が豊富な夏服ですが、「ノースリーブやボウタイつきのブラウスなども、長方形を意識することでスッキリたためます」とすはらさん。
ボウタイつきトップスは、ボウタイが内側になるように三つ折りにするのが正解。こうすれば、収納時や出し入れするときに、ほかの服にひっかかりません。
長方形を作ってたたむ。この方法なら、どんな衣類もサクサクたためて、スッキリ収納できそう。日々のお洗濯後に衣類をしまうのが苦行じゃなくなるのはうれしい限りです!
メイン写真: Getty Images
2017.12.27