おしっこはなぜ臭うの?おしっこからわかる子どもの病気

 

小さなお子さんがいる家庭では、おしっこがかかった衣類や寝具を洗う機会は少なくないもの。どうしてもニオイが気になってしまうときもあるのではないでしょうか?
そこで、おしっこが臭うメカニズムを「かずえキッズクリニック」の院長・川上一恵先生にうかがいました。

おしっこのニオイがするのは“放置”が原因

おしっこのニオイのもとは「尿酸」。おしっこに含まれている尿酸が空気中の雑菌に触れてアンモニアに変わると、嫌なニオイを発するようになります。特に、汗をいっぱいかいたり、脱水症状などで濃くなっていたりする尿には、尿酸が凝縮されているため、ニオイも強くなるのだそう。
反対に、水分をよく摂って、1~2時間ごとにおしっこしていれば、出てすぐにはほとんど臭いません。

衣類や寝具が臭くなるのは、おしっこの後に放置しているから。1時間も経つと、空気中や皮膚の雑菌と反応するため、ニオイが気になってしまいます。
おむつのニオイが気になるという場合は、おむつを長時間つけっぱなしにしているのが原因だと考えられます。子どもの動きにも邪魔になるでしょう。吸収量の多いおむつでも、おしっこのあとはすぐに取り換えるようにしましょう」と、川上先生。

ニオイが強い? 色が違う? おしっこからわかる病気

おしっこの色やニオイがふだんと大きく異なるときは、体に異変がある可能性も。
いつもより濃いときは脱水症状甘いニオイがするときは糖尿の恐れがあります。また、色が赤くて残尿感がある場合は、膀胱炎かもしれません

「ただし、一部の抗生物質を服用すると赤やピンクの尿が出たりすることもあるので、病気かどうかの判断が難しいところ。特に2歳未満は、まだおしっこを濃縮する体の機能が育っていないため、色や濃さではジャッジできません」(川上先生)

一度だけで大慌てすることはなさそうですが、もしも変わったおしっこが複数回続くようなら、お医者さんにかかるとよいでしょう。

 

取材協力:川上一恵先生(かずえキッズクリニック)
写真:Thinkstock / Getty Images

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