あなたは大丈夫?防犯対策で一番大切なのは近所とのコミュニケーション

 

最近は防犯グッズも進化しているので、それらを使って対策を行えば安心と、つい油断してしまいます。でも防犯には、そこにも落とし穴があるみたい。今回は、防犯に一番大切なことについて、NPO法人「神奈川県防犯セキュリティ協会」事務局の牛山鴻位さんに聞きました。

警備会社や防犯カメラに頼りすぎないで

「最近は警備会社と契約をしているご家庭も増えてきましたが、加入したことで安心しすぎるのは禁物です。逆に、警備会社と契約できるほどお金があると思われてしまう可能性もあるからです」と牛山さん。

公安委員会規則によると、警備会社は異常を察知してから25分(一部では30分)以内に現場に到着すれば良いとされています。 しかし、空き巣はその間に仕事を終えてしまうことがほとんどです。

また、防犯カメラも同様に、設置してあると取られたら困る金目の物がたくさんあるのでは、と思われてしまうかもしれません。

警備会社や防犯カメラは、もちろん抑止力になりますが、それだけで安心するのは禁物。自分でできるドアや窓の防犯対策もしっかり行っておきましょう。

防犯設備を上手に使いこなし、管理も忘れずに

せっかく対策を行っても、外出時にセンサーを警戒状態にしなかったり、カメラのレンズが侵入口へ向いていなかりしたら、防犯に役立ちません。取り付けただけで安心するのではなく、上手に使いこなし、日々管理することも必要なのです。

またゴミ出しや買い物など短時間の外出でも施錠、外出の際は2階やトイレ、浴室のカギも忘れずにかけることは基本中の基本です。

帰宅が夜遅くなるときは、タイマーで部屋の明かりをつけておいたり、長期間家を開けるときは、室内の常夜灯を点灯したり、新聞を止めたりするなどの配慮も大切。

電話を留守電にするときは、「ただ今留守にしております」の後に「すぐに帰宅しますので…」という言葉を付け加えましょう。

留守の時間がわからないようにすることが防犯につながります。

近所とのコミュニーションで地域の防犯力を高めよう

実は泥棒が侵入をあきらめるいちばんの理由は近所の目なのだそう。

「警報機が鳴っても誰も見に来ない、気がつかないでは意味がありません。近所の人と普段からコミュニケーションをとり、ブザーが鳴っていたら見に行ってみよう、電話をかけてみようなどと思える関係を築くことが大切なのです。また、あまり見かけない人が近所をウロついていたり、家の様子を伺っているのを見たら一声かけるなど、地域での防犯力を高め、お互いの家を守るようにしたいものですね」(牛山さん)。

わが家は実家が隣にあるので、近所とのコミュニケーションはバッチリという点では安心ですが、夜間は人通りがほとんどない道に面しています。今回の取材をいい機会と考え、改めて家の防犯対策を見直そうと思いました。

取材協力:NPO法人神奈川県防犯セキュリティ協会

写真:Thinkstock / Getty Images

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