空き巣撃退! 今すべき窓の防犯対策はコレ!

空き巣撃退! 今すべき窓の防犯対策はコレ!

空き巣は窓からの侵入が一番多いのだとか。その原因は何なのか、またどんな対策が有効なのか、NPO法人「神奈川県防犯セキュリティ協会」事務局の牛山鴻位さんに聞いてみました。

窓からの侵入がいちばん多いのはなぜ?

泥棒の侵入経路でいちばん多いのは、窓のガラス破りだそうです。 「玄関は1つしかないですし、防犯対策が浸透して、以前より入りにくくなっています。それに比べ窓は1つの家にたくさんあるので、狙われやすいのです」と牛山さん。

窓の侵入方法で多いのは、サムターンの近くに手が入るくらいの穴をあけて、サムターンのロックを開け侵入するパターン。手が入る程度の穴は、あっと言う間に音をたてることなく開けられてしまうそうです。 2階の窓やトイレ、浴室の小窓も施錠されていないことが多く、そこから侵入されるケースもあります。また、窓の外に面格子がついている家は、面格子があることで安心して窓の施錠をせず、簡単に侵入されてしまうケースが多いです。面格子はドライバー1本ではずされてしまうものも多いので、しっかりと施錠しましょう。

今すぐできる、窓の防犯対策は?

窓の防犯対策について牛山さんに聞くと、 「まずは玄関と同じように1ドア2ロックが基本。通常のロック付きサムターンのほか、上部か下部に補助錠(ストッパー)の設置で窓を開けにくくすることです。また、窓の破壊を守るためには防犯フィルムや、窓の衝撃を察知して大きな音を出す振動アラームを取り付けるのもいいでしょう」。
窓自体を防犯に強いガラス窓に交換する方法もありますが、それは高額になってしまうとのこと。そこで、比較的安価で簡単にできる方法を3つご紹介します。

・サッシ用補助錠(ストッパー)
窓のサッシに強力テープで貼るだけで、簡単に取りつけることができます。サムターンを開けられても、補助錠がかかっていれば窓が開けづらくなりますし、上下に取りつけておけば簡単に侵入ができなくなります。

・防犯フィルム
窓ガラスに貼るだけで割れにくいガラスに変えてくれるのが防犯フィルム。貼る場合もカギの周辺だけでなく全面に貼るのが基本。できれば専門業者に依頼し、きちんと貼ってもらうのがベストです。

・振動アラーム
窓ガラスの振動に反応しアラームがなる防犯グッズ。窓やドアを開けた時に反応するタイプではなく、衝撃に反応するタイプのものをつけておけば、侵入される前に知らせてくれます。

安全と思い込みやすい、要注意な窓は?

実は、防犯対策になっていると勘違いしやすい窓が、ワイヤーが入っている網入りガラスやペアガラス、そして面格子付きの窓なのだそう。

・網入りガラス
実は割る手間は普通のガラスと変わらないうえ、割れる音が小さくガラスも下に落ちずに飛び散らないため、より狙われやすいのが現実です。そのため、この窓にもしっかり防犯フィルムを貼る必要があります。

・一般的な二重ガラス(ペアガラス)
熱を逃がしにくいほか、結露防止といった目的で用いられています。一方で防犯対策は施されておらず、簡単に割られてしまうのです。 ただ、ガラスとガラスの間に防犯フィルムを挟んだ「複合合わせガラス」は、防犯機能が高いとのこと。

・面格子
1階の小窓につけられていることが多く、簡単に外せるものが多い面格子。 最近はCPマーク(※)付きの面格子が販売されていますので、それに変えるのがおすすめ。

※CPマーク…ある一定の防犯基準の試験に合格し防犯性能の高い建物部品と認められた製品につけられるマークで、窓ガラス、窓枠、扉、錠前、シャッターなど17品目に分類され、公益財団法人 全国防犯協会連合会のWebサイトで登録目録が公開されています。

「うちは、大丈夫」と過信せず、今一度、自宅の窓ガラスや面格子について、一度確認してみては?

取材協力:NPO法人神奈川県防犯セキュリティ協会

イラスト:今井久恵

※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の責任において行ってください。詳しくは、当社の「ウェブサイト利用規定」および「『マイカジ』コンテンツの利用規約」をご覧下さい。

  • シェア
  • ツイート
  • 送る

「マイカジ編集部」のおすすめ記事