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[駆除のプロに聞く!] 人が運び屋!? ゴキブリが侵入する原因を探る!

ゴキブリの種類によって行動範囲は異なり、衣類や荷物、通販などの段ボールについて家に侵入してくることもあるのです。

エサを探し歩いて家屋に侵入してくるゴキブリ。実は、それ以外にも原因があるってご存知ですか? ゴキブリに特化した駆除を行うアルバトロスの佐藤さんに、意外な侵入経路を聞いてみました。

種類によって行動範囲が異なるゴキブリ

ゴキブリの発生ポイントを知るために、まずゴキブリは種類によって生態が異なることを頭に入れておきましょう。

家庭に発生するゴキブリには、主に

  • 黒光りしていて体長が2.2~4cmのクロゴキブリ
  • 薄茶色で体長が1.1~1.5cmくらいのチャバネゴキブリ

の2種類がいます。

クロゴキブリは、基本的には下水や土の中など屋外に巣を持ち、外から家屋に浸入。行動範囲が広く、数十メートルも歩きまわります。

チャバネゴキブリは、家屋や店舗内など建物内に巣を作って繁殖。行動範囲は0.5~1メートルと狭く、一度その建物に居つくとなかなか出て行きません。
とくにチャバネゴキブリの場合は、行動範囲が狭く、人と近い場所で活動していることから、人の手によって持ち運ばれる可能性があることに注意しなくてはなりません。

知らず知らずに媒介になる私たちの行動

・スーパーや飲食店の厨房から連れ帰る
スーパーや飲食店の厨房はチャバネゴキブリが繁殖しやすい場所。そこで働いている人は、知らないうちに成虫や卵(卵鞘)を連れ帰ってしまうことがあります。

注意したいのがユニフォームと靴の裏、そしてバッグです。勤務中にユニフォームのポケットにチャバネゴキブリが入ってしまったり、ロッカーに入れている間にくっついてそのまま持ち帰ってしまったりすることもあります。
靴の裏はソールの凹凸に卵(長さ1cm程の薄茶色のもの)がはさまることがあります。また、バッグの中にいつのまにか成虫が入ってしまうこともあるようです。

ユニフォームや靴、バッグに成虫や卵がくっついていないか家に入る前に一度外でチェックを。

・ビールケースや宅配サービスのカゴから発生
酒屋やスーパーなどの宅配サービスを利用している人は、ビールケースや宅配サービスのカゴ(コンテナやショッピングバスケットなど)に注意が必要です。
それらはチャバネゴキブリが巣を作りやすい飲食店やスーパーを経由するため、成虫や卵(卵鞘)がくっついていることがあります。

ビールケースやカゴは家の中に持ち込まないこと。家で開けなければならないときは新聞紙の上で開け、新聞紙はすぐにごみ袋へ。ごみ袋の口は厳重にふさいでから捨てること。

・通信販売の受け渡し
ネットショッピングなどの通信販売を段ボール箱で受け取る際にも注意が必要です。
段ボールは、それ自体が暖かく隙間が多いため、ゴキブリにとって格好の隠れ場所になります。また、通販商品は倉庫で管理されていることが多いですが、倉庫は、湿気や暗さ・隙間・段ボールといったクロゴキブリの好むものがたくさんある場所。
商品や段ボールに成虫や卵(卵鞘)がくっついてくることがあります。

商品を開封する際は新聞紙の上で広げ、商品に成虫などがくっついていないか確認を。段ボールは家の中に置きっぱなしにしないようにし、ゴミの日までは玄関の外などで保管すること。

知らないうちに、ゴキブリの侵入経路を作ってしまっていることがあるんですね。ゴキブリを不用意に家に持ち込まないように日ごろから注意したいものです。

取材協力:株式会社アルバトロス

写真:Thinkstock / Getty Images

※この記事の内容について、花王株式会社は監修を行っておりません。
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