家事の時短にもつながる!浴室乾燥機で乾かすときの、効果的な干し方
雨の日や花粉の日に活躍する浴室乾燥機。浴室の限られたスペースなので、できるだけ乾きやすい効果的な干し方をしたいもの。また、上手に使いこなすコツも知りたいところです。今回は浴室乾燥機の使いこなしテクを東京ガスに聞いてみました。
物干しバーにハンガー干しなら、しわや衣類の傷みも軽減
「洗濯物は浴室内の物干しバーにハンガー等を使って干しましょう。この時、できるだけ吹き出し口からの温風がスムーズに洗濯物の隅々まで行き渡るように工夫して干すのが大切。また風向きも洗濯物にきちんと当たるように調整することがポイントです」(東京ガス)。
では具体的には、どのように干したらよいのでしょうか?
上手な干し方のコツ
- 洗濯物は、温風がいきわたるように5~10㎝間隔で干しましょう。
- ズボンのベルト部分など、乾きにくい部分は吹き出し口近くに。ポケットは裏返して外へ出すと乾きやすくなります。
- 薄手の洗濯物や乾きやすい化繊の衣類は、物干しバーの両端に干すといいでしょう。
厚手や長めの洗濯物や靴も上手に乾燥
「バスタオルなど、長めや厚手の洗濯物は、浴槽の水を抜き、浴槽の中まで伸ばして干すとシワになりにくく、型崩れもしにくくなります。また、濡れた運動靴は、浴室の床面に置いて干すことができます」
ただし、皮革製品は変色や傷みの原因になるので、浴室乾燥機の使用はNG。
おすすめは仕上げ乾燥。浴室乾燥も一緒に行えば経済的
浴室乾燥機のおすすめの使い方を聞いてみると、「急に天気が変わってしまった場合、洗濯物が最後まで乾ききっていないこともありますよね。そんなときこそ浴室乾燥機の出番です。とりこんだハンガーのままつるすだけですむので手間いらず。シワにもならず乾きます」(東京ガス)。
ある程度乾いた衣類なら、浴室乾燥機を使って、短時間で完全に乾かすことができるので効率的です。
さらに、浴室乾燥機には、浴室を清潔に保つ効果も! 「洗濯物のほかに浴室も一緒に乾燥してしまいましょう。夜、洗濯と入浴をした場合は、就寝中に衣類と浴室を一緒に乾燥すると経済的です。カビやぬめりの原因となる湿気や結露を取り除き、浴室をカラッと清潔に保てます」(東京ガス)。コレは実践したいテクですね。
確かに寒い季節になると、どうしても昼間に洗濯物が乾ききらないときがあります。浴室乾燥機で仕上げれば、衣類もふんわり温かく乾きそう。またわが家は、夜に洗濯することも多いので、衣類と浴室を一緒に乾燥するテクニックは、すぐに取り入れたいと思いました。
取材協力:東京ガス
写真:Thinkstock / Getty Images
2015.1.16