[冬の食中毒]食中毒を防ぐための除菌テクニック

 

例年、ノロウイルスによる食中毒は11~2月にピークを迎えると言われています。しかし、春までまだまだ寒い日が続くので、油断は禁物。今回は、食中毒を防ぐために家庭でできることについて、日本食品衛生学会前会長の岩手大学名誉教授・品川邦汎先生に聞きました。

ウイルスは食品だけでなく人からも感染する!

品川先生によると、「冬の食中毒の主な原因は、ノロウイルスによるもの。そして、食品ではカキなどの2枚貝で起こりますが、実は人などを経由して、食中毒になるケースも多い」のだそう。

カキなどの食品にノロウイルスが感染しても、食品の中では増えません。しかし、少量でも人が摂取すると腸内で、増殖し、嘔吐や下痢などを引き起こします。

十分な加熱と手洗い、調理器具の消毒を徹底しましょう

食品の場合、中心部まで85~90℃で90秒加熱すればノロウイルスは死滅します。

人からの感染予防には調理前の手洗いが重要

しっかり泡立てた石鹸で、手指を十分に洗浄しましょう。その際、指のまたや手首も忘れずに洗うこと。最後に流水で泡をしっかり洗い流したあと、清潔なタオルかペーパータオルで水分をふきとります。

調理器具は薬剤消毒を習慣にしましょう

まな板、包丁、食器、ふきんなどは、調理前に家庭用塩素系漂白剤(表示通りの濃度に薄めたもの)で消毒します。

包丁や皿は熱湯による消毒も有効

十分な加熱調理で死滅するノロウイルス。それでは、調理器具に熱湯をかければ滅菌できるのでは?品川先生によると、「包丁や皿など表面がつるりとしたものは、熱湯をかける方法でもウイルス退治に有効」だそうですよ!

まな板のように表面に凹凸があるものは、ウイルスが内部に入り込んでいる可能性があるため、熱湯をかけるだけではなく、熱湯につけこんでおく必要があります。家庭用塩素系漂白剤で消毒するのも有効です。

手洗いや食器の消毒など、家庭ですぐできることで食中毒を予防できるとわかり安心しました。と同時に、料理を作る主婦がきちんと予防しなければいないんだと実感。今日から調理前の手洗いと消毒を習慣にしたいと思います。

取材協力:岩手大学名誉教授・品川邦汎先生 

写真:Thinkstock / Getty Images

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