誰でもできる、カンタン「結露窓」対策術

 

冬は結露の季節。せっかく大掃除で窓ガラスをキレイにしても、冬が終わるころには、窓枠のパッキン部分にカビが生えていた…そんな悲しい状況にならないよう、日頃から結露対策をしておきましょう。毎日できるカンタンな対策を、住まいの専門ライターの藤原千秋さんに聞きました。

まず部屋の湿度を測ろう

結露は冬場の冷えた窓に室内の暖かい空気が触れ、その空気が冷やされると水蒸気が発生して水滴になるという仕組みです。

藤原さんによると、「まず、やっていただきたいのは部屋のモニタリングです。冬場は風邪やインフルエンザの予防として加湿器をかけている家庭も多いですが、窓ガラスが曇るようではやりすぎですね。結露の原因になります。湿度は50~60%もあれば十分。70~80%になるとカビやダニが発生する原因にもなるんですよ」とのこと。

カビやダニはアレルギーのもと。乾燥しすぎも問題ですが、加湿しすぎもトラブルにつながります。

加湿器をかけている部屋は、湿度計でチェックして調節しましょう。

スクイージーとタオルでできる、カンタン結露対策

「朝起きて、結露で窓がビチョーとなっているなら、そのままにはしておかないこと。その窓にカーテンがひっついていたら、カーテンにカビが生えてしまうんですよ」と藤原さん。

カーテンについている黒い汚れをホコリと思っている人もいるかもしれませんが、その正体はカビだったのです!

カビの発生を防ぐには、毎日結露した窓を拭くのが何よりの予防です。

用意するもの

  • スクイージー(T字型水切り)
  • タオル

結露を防ぐ、窓のケア方法

  1. 窓の桟の下部にタオルを敷いて、垂れた水を吸い取る準備をする
  2. スクイージーで、窓の上から横→、横→、横→と水を切っていく。最後に→の先部分を上から下に向けて↓のように拭き降ろし、水分を除去する
  3. 桟に敷いておいたタオルで、サッシのステンレス部分の水を吸い取る 
  4. サッシ周辺は細かなホコリが溜まりやすいので、周囲のホコリもざっと拭き取る。
    これなら数分で終わります。毎日掃除するのは結露した窓だけで充分です。

水分がかなり出るので、拭き取るのはバスタオルが最適。

結露とり用のタオルを用意する場合は、拭いたら絞って干しましょう。結露水の中にはカビやホコリが含まれているので、タオルはこまめに洗濯すること。ニオイの元になります。

気がつかないうちにカビが生えていた!そんなときの対策

ところで、結露でできるカビはどこに発生するのでしょう。 「窓ガラスに生えたりはしないのですが、窓の桟や、サッシとガラスの間に挟まっているゴムのパッキンに生えることが多いです。ゴムに入り込んだ黒カビはなかなかとれないので、掃除も大変ですね」(藤原さん)

パッキンは黒い材質が多いので、見えにくいことも多いのですが、試しに綿棒で表面をこすってみると、真っ黒になるかもしれません。

もしカビが発生したときは、カビとり用の洗剤を薄めて筆や刷毛でさっとパッキンに塗り、20分ぐらいしてから拭き取ります。これを2、3回繰り返せば、表面のカビは薄くなってくるそうです。

リビング用洗剤だと、かえってカビのエサになってしまうんです。水拭きもカビが増えるだけなので、カビとり用の洗剤か、消毒用のエタノールを使うのがおススメです」(藤原さん)。

結露窓を防ぐには、毎日窓を開けて換気するのがベストだとか。毎日カーテンを開け閉めしたり、空気を動かすだけでもかなり効果があるのだそう。春までずっと閉めっぱなしの〝開かずのカーテン〟の部屋をつくらないのも大事な結露対策です。

取材協力:藤原千秋さん

写真:Thinkstock / Getty Images

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