[冬の食中毒]冬に食中毒が流行する原因とは?

 

食中毒は、高温多湿な夏場に多いという印象がありますが、実は冬も要注意なんだとか!なぜ冬も食中毒が流行するのでしょうか?今回は、日本食品衛生学会前会長の岩手大学名誉教授・品川邦汎先生に聞きました。

食中毒の主な原因は細菌やウイルス!

食中毒とは、飲食物をとることで起こる急性胃腸炎などのこと。

食中毒の種類とは…

  • 細菌やウイルスなどによる「微生物性食中毒」
  • 農薬、食品添加物、腐敗した魚類などによる「化学性食中毒」
  • フグ毒、魚介毒、毒キノコなどによる「自然毒食中毒」

の3つ。

その中でも最も発生する件数が多いのが「微生物性食中毒」なんですって。

微生物性食中毒の原因の1つが冬場に活動するノロウイルス

食中毒のうち「微生物性食中毒」がどの程度を占めているのかというと、なんと9割!さらに、微生物性食中毒の中でサルモネラ属菌、カンピロバクター、ノロウイルスの3種類が全体の約8割を占めています。

ノロウイルスは冬に発生するウイルスで、冬の食中毒の大半を占めています。

カキなどを生食する機会が増えることも食中毒流行の原因に

品川先生によると、ノロウイルスは低温だと長期間生存し、乾燥にも強いため、寒い時期に食中毒や感染症が起こりやすくなるのだそう。そうだったのか~!

ノロウイルスに汚染されやすいカキなどの2枚貝が旬を迎え、生食する機会が増えることも、冬に食中毒が増える大きな原因となっています。

冬に食中毒が発生するのはレアケースだと思っていましたが、それは大きな間違いで、冬も油断しちゃいけないということがよ~くわかりました。家族の健康を守るためにも、十分気をつけたいと思います。

取材協力:岩手大学名誉教授・品川邦汎先生

写真:Thinkstock / Getty Images

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