冬は大物が乾きにくい季節! ニオイや汚れの洗濯ストレスを減らす布団とは?

 

冬は日照時間が短い季節。シーツや布団などの大物を洗濯する場合、乾きにくいだけでなく、部屋干ししなくてはいけない機会もあり、洗濯のストレスは募ります。実は、そんな洗濯ストレスを軽減してくれる繊維が開発されているのだそう。高機能生地のパイオニア「テイジン」の素材開発を担当している「帝人フロンティア」の横山智さんに聞きました。

汚れがつきにくく、ついた汚れは落ちやすい繊維があった!

トイレやお風呂の掃除の際、洗剤はついてしまった汚れを落とすだけでなく、汚れをつきにくくする「防汚」の役割を担います。その「防汚」の考えを実現した繊維があることは意外と知られていないかもしれません。

「汚れがつきにくく、ついてしまった汚れは落ちやすい。そんな“防汚”機能のある繊維を、弊社では20年ほど前から開発しています」と横山さん。

最新ナノ技術で“風合い”にまで配慮

食品や油脂を扱う工場のユニフォームに始まり、現在はレストランのコックコートや企業の制服などに採用されて認知度を高めている防汚機能を備えた繊維。「テイジン」では、その開発を繰り返しており、最新の「ダストップ(R)SP」という繊維は防汚だけでなく“風合い”にも配慮しています。

「『ダストップ(R)SP』は企業の制服、特にシャツなどに採用されています。襟や袖口の汚れは落ちやすく、ファンデーションや食事の油分は弾いてくれる“吸水性”と“撥油性”を最新ナノ技術で両立させています」(横山さん) 。

社内でそのシャツを試したところ、汚れ落ちの良さはもちろんですが、何度も着用と洗濯を繰り返すうちになんとなくあらわれる“黄ばみ”の出方に違いがあったとのこと。着心地や肌触りも良いそうです。

最新生地に期待! 介護にも

ユニフォームや制服のほかに、今、注目を集めているのが「寝具」です。

「テイジン」と「ディノス」が共同開発し、昨秋に販売がスタートした多機能クリーン寝具「アンチストレス(R)シリーズ」には、布団側生地とカバーに「テイジン」の防汚素材「ダストップ(R)SP」が使われています。

「『ダストップ(R)SP』を採用した生地は、皮脂などの油汚れがつきにくく、通常の布団カバーやシーツよりも洗濯の汚れ落ちもアップ。

弊社では、一般の布と『ダストップ(R)SP』にラー油を塗布し、24時間後、洗濯する実験を行いました。一般の布は洗濯後、油ジミが出来てしまったのですが、『ダストップ(R)SP』はすっきりキレイになりました。

さらに、制菌効果があり、ニオイの元になる菌の増殖を防ぎ、吸汗性・速乾性が高いため、サラっと快適な眠りを実現します。

毎日洗濯できないこともある介護のシーンでも注目されている商品です」(横山さん)。

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商品情報

ディノス「アンチストレス(R)シリーズ」(3,229~48,482円)
※アンチストレス(R)シリーズは防水加工ではありません

着る人や寝る人の快適さはもちろん、洗濯などの家事をする人のストレスも軽減してくれる最新素材「ダストップ(R)SP」。今後ますます多くの製品に採用されていくはずですから、目が離せませんね。

取材協力:テイジン
帝人フロンティア

写真:Thinkstock / Getty Images

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