サードウェーブコーヒーって、普通のコーヒーと何が違うの?

 

すっかり私たちの生活になじんだコーヒー。最近では、ニュース番組や雑誌で「サードウェーブコーヒー」という言葉をよく耳にします。これは、いったいどんなものなのでしょう。今さら聞けない人のために、フランス・パリでサードウェーブの先駆と言われるコーヒーショップ「クチューム」の日本第1号店・青山店の松本店長に聞きました。

「第3の波」の前には、第1、第2の波があった!

「サードウェーブ(第3の波)コーヒー」と言うからには、当然、その前にファーストウェーブ(第1の波)とセカンドウェーブ(第2の波)がありました。

「ファーストウェーブ」とは、19世紀末にコーヒー豆の大量生産が可能になった後、家庭でも日常的にコーヒーが飲まれるようになった風潮のこと。このとき、浅煎りで薄めのアメリカンコーヒーやインスタントコーヒーなどが登場しました。

そして、「セカンドウェーブ」とは、1990年代シアトル系コーヒーが流行した風潮のこと。このときは、エスプレッソを少し薄めたような深煎りコーヒーが大ブームとなって、今やコンビニエンスストアやファミレスでも、本格的な深煎り豆を使ったコーヒーが飲めるようになりました。

「サードウェーブ」にはブレンドコーヒーはありません

では、現在話題のサードウェーブコーヒーの最大の特徴とは、どんなものでしょう? 

「今までのコーヒー豆は、豆の産地を国や地方単位でとらえてきました。しかし、サードウェーブコーヒーでは、さらに細かく、生産者(農園)まで限定する豆『シングル・オリジン』を使用。栽培方法にもこだわった生産者の顔が見える豆を、生産者から直接買い、ブレンドを行なわず、消費者まで届けることをモットーにしているため、収穫した年ごとに味わいが異なります。村・畑単位で味や質を評価し、直接買い付けるワインに似ていますね。

これらの豆はとれた土地の風土などをダイレクトに味わえるので、浅煎りで個性を引き出し、豆に合わせた抽出方法で注文後1杯ずつ手淹れしています」と松本店長。

ちなみに、「クチューム」では、豆に合わせて、スチームパンク・エスプレッソ・ハンドドリップ・水出し、4種類の抽出方法で提供しています。

自宅でハンドドリップし、手軽に楽しめる

また、サードウェーブコーヒーは、お店で飲んで気に入ったコーヒー豆を購入し、自宅に持ち帰って淹れることができるのも楽しみのひとつ。

松本店長によると「サードウェーブコーヒーの特長であるシングル・オリジンの豆は、焙煎が浅くて、フルーティなアロマが強いので、ハンドドリップが一番合っています。ハンドドリップでも、フレンチプレスでも、自宅にある器具を伝えてもらえれば、バリスタがちょうどいい挽き方を提案しますよ」とのこと。

また「クチューム」では、自分好みの豆を発見できるテイスティングのワークショップも開催しているそう。

毎日のちょっとしたコーヒータイムを上質なものにしてくれるサードウェーブコーヒーを、自宅で気軽に楽しんでみてはいかがでしょう?

取材協力:クチューム 青山

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