帽子だけじゃダメ? お出かけ時の赤ちゃんの紫外線対策

 

天気が良い日には、お子さんと出かけたいというママも多いと思いますが、春から夏にかけての外出は要注意。多くのママが日焼け止めクリームを塗るなどの紫外線対策をしていると思いますが、ママと同じように赤ちゃんも紫外線対策が必要なんです。具体的にはどのような対策をしたらいいのか、城西国際大学看護学部准教授の宮澤純子先生に聞きました。

大人より赤ちゃんのほうが紫外線に弱い、そのワケとは?

宮澤先生によると、「特に赤ちゃんの皮膚は大人よりも薄く、外部の刺激から体を守る働きをしている角質層は、大人の半分くらいの厚さと言われていますので、紫外線の影響を受けやすい」とのこと。

紫外線の影響は、日焼けなどすぐに現れるものもありますが、大人になってからシミやシワの原因となるなど、子どもの時に浴びた紫外線の影響が大人になってから現れることもあります。よって、赤ちゃんの時から紫外線対策は必要なのです。

外出時はなるべく肌を露出させないことが大切

「赤ちゃんとの外出時には、日よけや帽子などを利用し、皮膚の露出をできるだけ少なくしましょう。また紫外線が直接あたる面積を少なくし、日にあたる時間を短くしてあげましょう」(宮澤先生)

そのため、帽子をかぶる、長袖を着せる、ひざにタオルなどをかけるなど、なるべく肌が露出しないような工夫をしておきましょう。

最近は、綿や麻以上に通気性、吸湿性にすぐれた機能性素材が登場しているので、これらの素材を使った帽子やひざ掛けを利用するのもおすすめ。

また、大人と同じように日焼け止めを使用してもいいのか、ママとしては気になるところですが、宮澤先生いわく「赤ちゃんは皮膚が薄いため、紫外線以外の刺激にも敏感。だから日焼け止めの成分にも影響を受けやすいので、日焼け止めを使うよりも、まずは紫外線にあたらないようにすることが大切」とのこと。

なるほど。つい日焼け止めなどに頼りがちでしたが、まずは、日焼け止め以外の紫外線対策をきちんと行いたいですね。

夏や天気のいい日だけでなく、曇りの日やスキー場も要注意

兄弟がいる赤ちゃんは、夏休みに海辺やプールなど、屋外へ出かける機会も増えてきます。その際、紫外線を浴びる時間が長くなりやすい上に、紫外線が水面に反射して、上からの紫外線以上に多く浴びることになります。「その場合、できれば赤ちゃんはお留守番のほうがいい」と宮澤先生。もし、連れて行く場合は、赤ちゃんは涼しい日陰で過ごすなどの配慮が必要です。

「日差しが強くないからといって、紫外線が少ないわけではありません。冬や曇りの日、水の中、スキー場などでは、暑くないためにどうしても油断してしまいがちですが、こうしたシチュエーションでも紫外線が強いですので気をつけましょう」(宮澤先生)

1年の中で紫外線が多いのは4~9月。時間では正午前後。外出する際は、紫外線の多い時間帯を避けるというのも、1つの手ですね。

大人もそうですが、赤ちゃんにとって紫外線は大敵。わが家には小さな子どもがいるので、まだまだ油断せず、外出する時は、帽子をかぶったり、ベビーカーに日除けをしたり、海や山など紫外線が強い場所では薄手の長袖を着せるなど、特に気をつけて、楽しくお出かけしたいと思います。

取材協力=城西国際大学 看護学部 准教授 宮澤純子先生

写真:Thinkstock / Getty Images

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