「汗をかいたら拭く」が基本。子どもをかゆみから守る、あせも予防

 

夏の肌トラブルといえば「あせも」。子どもは無意識のうちに掻いてしまい、悪化させてしまうこともありますよね。今回は、「医療法人財団順和会 山王病院」皮膚科部長の佐藤佐由里先生に、あせもの予防法についてお聞きしました。

汗をかいたら濡らしたハンカチで拭いてこまめに着替えを

佐藤先生によると、汗をかいたらそのままにしないことが一番の予防法とのこと。

「濡らしたハンカチやウェットティッシュでそっとおさえるように拭き、着替えもこまめにします。入浴やシャワーはまめに行い、ぬるめの湯船に入った方が、シワの間の入り組んだ部分の汗や汚れが流され、毛穴も開きやすくなるのでおすすめです」(佐藤先生)。

シャワーは1日何度でも構いませんが、皮脂を落としすぎてしまうので、石鹸を使うのは1日1回まで。よく泡立てて、なでるように洗います。

エアコンを上手に使って発汗をコントロール

高温多湿な環境に長時間いると汗の量が増えて、あせもが出来やすくなります。だから、我慢せずにエアコンを上手に使うのがおすすめなのだそう。

「汗には体温を調整したり、肌の保湿や細菌から守る大事な役割もあります。1日中エアコンの効いた部屋で過ごし、汗をまったくかかないのも良くありません。汗を流して思い切り遊び、そのあとはシャワーできちんと清潔にすることを心がけてください。皮膚が正常なときは、シッカロールを使ってもOKです」(佐藤先生)。

寝ている間も要注意。パジャマやシーツは吸湿性と通気性を心がけて

子どもが寝入って10〜15分後、首の後ろや額が汗でじっとりしていることがありませんか? このようなときは、特にあせもができやすいのだそう。

「着替えさせたり、お湯で濡らしたタオルで拭いてあげるといいでしょう。冷感素材のシーツを使うのも方法です。パジャマは吸湿性・通気性が良く、肌ざわりの良いもので、首・袖・肩まわりにゆとりのあるデザインが良いでしょう」(佐藤先生)。

最近は、赤ちゃんの衣料にも使えるマイルドな成分で、汗を素早く吸い取れ、吸水性に優れた状態に仕上げる柔軟剤もあるので利用しても良いでしょう。

「あせも」のかゆみは大人でも辛いもの。「汗をかいたらそのままにしない」を心がけるだけで、不快なあせもを予防してあげられるんですね。今年の夏は、親子ともども「あせも知らず」で過ごしたいなと思います。

取材協力:「医療法人財団順和会 山王病院」皮膚科部長 佐藤佐由里先生

写真:Thinkstock / Getty Images

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