子どもが誤飲しがちなものTOP5と、緊急対処方法

 

1歳以降の子どもの死亡原因の第1位は不慮の事故。中でも家庭で多くみられる事故に、異物の誤飲があります。誤飲は1歳未満が約36%、1〜4歳が約56%と5歳未満の子どもによく起こるそう(東京都医師会 調べ)。 誤飲しがちなものトップ5と、誤飲したときの対処法を、東京都医師会に聞きました。 

半数近くを占めるのは、タバコ

子どもの誤飲の半数近くを占めるのがタバコ。1/2本以上を食べてしまうと、それだけで死に至るニコチン中毒になる可能性もあります。

口に入れると強い刺激があるので、すぐに吐いてしまうことが多いのですが、もしニコチンが溶け出した液体を飲んでしまったら、胃洗浄が必要になります。

 医薬品や洗剤は意識障害などの重症になることも!

子どもが落ちていた医薬品を誤飲すると、意識障害などの症状が出ることもあります。

洗剤の誤飲は下痢、腹痛、嘔吐などの症状が、漂白剤の誤飲では口内、咽頭、食道、胃粘膜の障害による痛みや刺激、嘔吐などの症状が発生することがあります。

電池は、食道や胃酸を痛めることも

電池を誤飲した場合、食道で停滞するために、医療機関で取り出す必要があります。

アルカリ電池は胃酸と反応し、金属皮膜が腐食してアルカリ液が漏れ出して潰瘍になります。ボタン型電池やコイン型電池にも注意しましょう。

特にコイン型のリチウム電池は食道に停滞する上、電圧が高いため短時間で食道壁を傷めることがあります。

また腰や肩などに貼るタイプの磁気治療器などの磁石を誤飲することも。2個以上誤飲すると、腸管壁をはさんで付着することがあり、とても危険です。 

もしも子どもが誤飲してしまったら、どうしたらいい?

事故判断で吐かせたり、水や牛乳を飲ませたりすることはせず、医療機関や財団法人中毒情報センター(情報提供料・無料 大阪中毒110番 072-727-2499、つくば中毒110番 029-852-9999)などの専門機関に連絡し、指示を仰ぎましょう。

問い合わせや受診のときには、子どもの年齢、体重、誤飲したものの正確な名前、誤飲した量、時刻を伝えましょう。

誤飲したものの一部や容器が残っていたら、それを持参するとスムーズに処置がしやすくなるそうです。

わが家でも、中毒情報センターや救急病院の電話番号を、冷蔵庫に貼っておくことにしました。

取材協力:東京都医師会

写真:Thinkstock / Getty Images

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