赤ちゃんのお風呂デビュー。気をつけたいことは?

 

両親学級や退院指導で、沐浴の仕方は教えてもらったけど、いざ、赤ちゃんも成長し、自分と一緒のお風呂にデビューするとなると、どうしていいかわからないママも多いのでは?そこで「NPO法人 日本子育てアドバイサー協会」のアドバイザーで、助産師の田中淑恵さんに、赤ちゃんとお風呂に入るとき、気をつけたいことについて聞きました。

お風呂デビューはいつから?

「おへそが乾き、体重が順調に増え、小児科での1ヶ月健診で医師からOKが出たら、お風呂デビューをしましょう。

夏場は、特に汗をかきやすいので、汗を流すために1日何度も入れてもいいです。ただし、石鹸や全身シャンプーなどの洗浄成分を使ったお風呂やシャワーの回数が多くなると、肌の潤う成分を過剰に洗い流してしまうので、1日1回まで。

汗を流す時は、洗浄成分を使わないシャワー、お湯、沐浴剤は何度でもOKです。気軽にシャワーだけの日があってもいいですね。赤ちゃんのご機嫌と相談しましょう」(田中さん)。

毎日お風呂に入れてあげるのがベターですが、赤ちゃんとママ、パパの体調を考慮し、お休みする日もあっても構わないそう。

赤ちゃんが溺れず、ケガしないよう、入浴はママが先!

多くの家庭で、ママがひとりで赤ちゃんをお風呂に入れることが多いと思います。その場合の手順と注意点について、田中さんに聞きました。

1.入浴前、洗面所や脱衣所にバスタオルや着替え、オムツ、スキンケア用品など、湯上がり後に必要なものをしっかり準備しましょう。

2.ママの入浴も一度に済ませてしまうなら、ママが髪や体を洗っている間、赤ちゃんはお風呂場の外、例えば脱衣所やリビングに敷いた座布団やマットの上などで待っていてもらい、入浴が済んだら迎えに行きましょう。

3.その後、赤ちゃんの体を洗い、お風呂を出るのは2人一緒。

洗面器に溜めたお湯など、水深5cmでも溺れる危険性があるので、ママが赤ちゃんに対して目が届かない状態がいちばん危険。

バスチェアも、ママやパパが目を離した瞬間に乗り出したり、すべったりして、転倒することもあるので、注意しましょう。

シャンプーや石鹸、ブラシやかみそりなどを、赤ちゃんが入浴中に口にくわえたりなめたりする恐れのあるものは、あらかじめカゴにまとめてしまっておきましょう。

お風呂の温度は、赤ちゃんに合わせましょう

赤ちゃんにとってのお風呂の適温は、年間を通して38~39度。冷めると37~38度程度になり、羊水と同じくらいの温度になるんだとか。

「赤ちゃんと一緒のお風呂に入浴する際には、赤ちゃんに合わせた温度にしましょう。赤ちゃんは身体の容積も小さいので、大人に比べて温まるのが早いです。顔が真っ赤で汗をかいていたら、入浴時間が長すぎるので注意しましょう」(田中さん)。

バスルームでの過ごす時間は、最長でも10分にしましょう。

入浴中、赤ちゃんの耳の穴はふさがないように注意

沐浴用のバスタブと違って、大人と同じバスタブに入れると、赤ちゃんは入浴中、浮いたままになります。

「一昔前は、耳にお湯が入らないように、親指と小指でふたをするように耳をふさぐように指導されていましたが、今は違います。

大人の指で耳をぎゅっとおさえると、手を離す時に陰圧で赤ちゃんの鼓膜が破れることがあります。耳にお湯が入ったことが原因で中耳炎にはなりません。もし、耳にお湯が入っても、ガーゼや綿棒を軽く耳に押し当てたり、服を着せたあとで耳を下にして寝かせたりすれば、出ることも。過度な心配はいりませんよ」(田中さん)。

ひとりで、赤ちゃんをお風呂に入れるとなると、緊張しがちですが、赤ちゃんがしっかりお風呂に入って、リラックスすると、副交感神経が優位になり、夜もゆっくり寝てくれるのだそう。実践しない手はないですね。

写真:Thinkstock / Getty Images

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