冷凍保存で簡単! 時短離乳食のコツ教えます

新鮮なうちにラップとジッパー付きフリーザーバックを使って冷凍する。解凍する際はふんわりラップをし、熱しすぎない。

普段の料理だけでも大変なのに、赤ちゃんのためにもう一食作るとなると重荷に感じがちな離乳食作り。そんな離乳食を楽しく手軽に作るコツを、料理研究家のほりえさわこ先生に教わりました。

離乳食は、赤ちゃんの「食」への興味を誘う第一歩

育児において、新米ママが陥りがちな失敗が、頑張りすぎること。離乳食作りもママが頑張りすぎると、赤ちゃんが食べてくれなかったときに、ひどくガッカリし、その後、作る気力がなくなるという悪循環に陥ってしまいます。

「赤ちゃんが離乳食を食べる期間はたった1年。いちばん大切なことは、『食べることは楽しいと伝えること』です。育児を頑張ることは大事ですが、頑張り「すぎる」とママが疲れちゃう。赤ちゃん用のご飯は量が少ないので、おままごとをしているかのように、ママ自身が楽しんで欲しい」とほりえ先生は言います。

そして、ママの負担を減らして赤ちゃんとの楽しい食卓を実現するのが、フリージングテクニック(冷凍保存の方法)なのだそう。

離乳食を作るときに、最低限押さえておきたいフリージングテクニックについて、ほりえ先生に教えてもらいました。

フリージングに必要なグッズ

20cm前後のミニラップとジッパー付きフリーザーバック汁物なら製氷皿があると便利。離乳食完了期に近づき、食べる量が増えてきたら、電子レンジ使用可能な密閉容器を用意しておくと何かと使えます。

離乳食初期はペースト状、中期は粗くつぶすかサイコロ状、後期は食べやすい大きさに切るなど、月齢に合わせた調理後、冷凍しましょう。

新鮮なうちに冷凍する

食材は日に日に劣化します。賞味期限ギリギリのものをあわてて冷凍しても、やっぱりおいしくないもの。なるべく買った日に下ごしらえして冷凍しましょう。

離乳食を作りやすいように食材を下ごしらえする

おかゆはまとめて作っておき、下ゆでが必要なうどんやパスタ、野菜、肉、魚などは加熱して、冷凍しましょう。

・ラップでぴったり包んでから冷凍するもの

ホウレンソウやかぼちゃなどの野菜

・ラップでふんわり包んでから冷凍するもの

炊き立てのお粥やごはん

※蒸気ごとふんわりラップで包みましょう。ラップでぴったり包むと加熱したときに破裂しやすくなってしまいます。

・小分け容器で冷凍OKなもの

ミネストローネのような具だくさんスープや完了期のごはん

※完了期は1回の食事量が多くなるので、ラップより小分け容器のほうが便利なこともあります。

下ごしらえした素材は、1回分ずつ小分けにして冷凍しておけば、使う時にラク。

ママも味見をする

食材の状態に合わせて調味しましょう。離乳食には調味料はほとんど使いません。素材の味が生きていて、赤ちゃんの月齢にあった柔らかさや、大きさ、食感になっているかが重要。ママの味見はそのためです。

フリージング離乳食のおいしい食べ方

食材をしっかり下ごしらえをし、上手に冷凍しても、解凍加熱に失敗してしまうと、せっかくのおいしさが逃げてしまいます。ほりえ先生に解凍加熱のコツについて聞きました。

解凍加熱のコツ

・解凍加熱する際は、熱しすぎない

使っている電子レンジの機種やワット数によって差異があるので、食材の様子を見ながら、加熱しましょう。このとき、電子レンジの加熱時間を最初から多めにするのではなく、やや少なめにして、少し足りないかなと思ったら、10秒ずつ追加していくのがおすすめです。

・加熱するときは、空気の抜け道を作ってあげるためにも、「ふんわりラップ」が基本。

汁気が多いスープなどは、噴きこぼれることがあるので、ラップはかけずに、そのまま冷凍加熱します。

冷凍した食材は、冷蔵よりも保存がきくものの、日に日においしさが落ちてしまう。特に赤ちゃんは味に敏感で抵抗力が弱いので、冷凍後、1週間を目処に使い切るように。

私の娘は、離乳食を卒業していますが、あのときに知りたかった!と思う目からウロコのトピックばかりでした。フリージングで離乳食作りの手間が省けるようになった分、赤ちゃんとのスキンシップの時間が増えて、ママも赤ちゃんもハッピーに過ごせそうですね。

取材協力:ほりえさわこさん(料理研究家)

写真:Thinkstock / Getty Images

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