子どもと一緒にハイキング。注意すべきポイントとは?

 

秋は子どもと野外で遊ぶのにうってつけの季節。親子でハイキングに出かけるのも楽しいものです。『子どもとはじめる日帰りハイキング』(JTBバブリッシング)の著者である森田秀巳さんに、子どもを連れてハイキングに行くときの注意点を聞きました。

ガイドブックで「入門者向け」と記されたコースを選ぼう

親子ハイキングを計画する際、絶対に欠かせないのがガイドブック。「ガイドブックで紹介しているハイキングコースは、標高、標高差、コースタイム、歩行距離、アクセスの所要時間などが示されています。初めてのハイキングでは、これらの数字ができるだけ低い(少ない)コースを選びましょう」。

小学生を連れて初めてハイキングに行くときは、ガイドブックに表記された歩行時間が2~3時間のコースを選ぶのがベスト。

「入門者向き」と表記されているコースなら、親がハイキング初心者でも心配ありません。

歩くのが好きな元気な子なら、4~5歳からハイキングに連れて行くことが可能。事前に2〜3km程度の坂道や階段が含まれた道を一緒に歩き、体力診断をしてみましょう。

どんなに景色がキレイでも、単調なコースだと子どもは飽きてしまいます。途中に川や滝がある、ロープウェイやリフトなどの乗り物に乗れる、駆け回れる草原や芝生があるなど、変化のあるコースを選びましょう。

小さな子を連れて行くときは山で遊ばせるようなゆったりプランに

「楽しくかつ安全にハイキングをするには、プランニングもとても重要」と森田さん。山の天気は午後になると崩れやすく、秋以降は午後2時過ぎには山陰や杉林は薄暗い状態になるそう。「暗くなると子どもが不安になるので、午後2時ごろには山麓に降りているように計画してください」とのこと。

小学校低学年以下の子を連れて行くときは、時間に余裕がありすぎるほどのゆったりした計画を立てましょう。「山を歩く」というより「山で遊ばせる」くらいの気持ちでいくのがベストです。

夏で天候が安定している場合、日ごろからスポーツをしている小学校高学年男子なら、3000m級の簡単な山(乗鞍岳や木曽駒ケ岳など)に挑戦するのもいいでしょう。

安全にハイキングを楽しむ「4つの約束」を守らせる

低めの山での手軽なハイキングでも、ちょっとした油断がけがや事故につながることがあります。「①絶対ひとりにならない、②山道を走ったり飛び降りたりしない、③大人の言うことをしっかり聞く、④石を投げたり落としたりしない。この4つの約束は、事前に子どもにしっかり伝えることが重要です」とのこと。

「すれ違う人には元気よくあいさつする」という、昔からの山の習わしも教えましょう。親が照れずに積極的に手本を示すことが大切です。

万一迷ったときなどに備え、低山のハイキングであっても、どこの山のどのコースを歩く予定かということを、身近な人に伝えておきましょう。

ハイキングがブームの昨今、子ども連れのハイカーも増えていますが、親がハイキング初心者の場合、何より優先すべきなのは安全。無理なく、ゆったりと自然を満喫できるコースを選ぶことが大切ですね。

取材協力:森田秀巳さん

写真:Thinkstock / Getty Images

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