これだけ覚えておけばOK!簡単にできる傘の修理

大事な傘に、小さな穴があいてしまったり、先端についていて水をたらす「つゆ先」が外れたりしてしまっていませんか?20年にわたって傘の修理を行い、毎年5,000本以上を直している「夢工房」の山口さんに、自分でできる傘の修理方法について聞きました。

つゆ先がとれた場合の応急処置

傘の糸は通常「蝋引き糸」と呼ばれる特殊な糸を使用しているため、修理に出すのが一番ですが、応急処置としてつゆ先の縫い方をご紹介します。

1.つゆ先がついていた生地の裏から針を通します。

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2.そのまま反対側の生地の表側から針を入れ、輪っかを作ります。

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3.(2)で作った穴につゆ先を入れます。
※この時に他のつゆ先と見比べて上下の向きを確認してください。

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生地で挟み込むようにつゆ先を持ち、
生地の上からつゆ先の穴を通して反対の生地にも針通しますが、
抜き切らず半分くらいで止めます。

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半分出た針に糸を2回巻き付けてから針を抜きます。

(4)~(5)を2回繰り返して、玉留めをして完了です。

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骨が折れたり、糸が切れてしまった場合は?

金属製の骨の折れは、補修用の「三ツ爪」「四ツ爪」という部材をインターネットなどで購入すれば修理することができます。

最近増えている軽量の傘は骨がグラスファイバー製で、折れた場合はケガなどの恐れがあり、危険なので、触らずに破棄するか修理に出しましょう。

骨と布を結ぶ糸が切れた場合は、以下の手順で応急処理を行いましょう。

1.生地と生地の縫い目の隙間から針を通します。このときに生地の折り目の頂点から針を出して下さい。生地の表側に糸が出てしまっていないか、表側から確認しましょう。

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2.骨をまたいで、また同じ所に針を半分だけ入れます。

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3.半分出した針に糸を2回巻き付けます。これを2回繰り返します。

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4.最後に玉留めをして完了です。

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布に穴が開いてしまったら?

小さな穴の場合は、市販のナイロン補修シートを裏側から当てるか、生地の裏側から布を縫いつけるなどして補修することができます。

金属製の骨の折れ対策以外は、あくまで応急処置だそうです。大切な傘が壊れてしまったら、確かな技術を持ったプロに頼むのが良いと思います。

取材協力:夢工房

※この記事の内容について、花王株式会社は監修を行っておりません。
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