ゲリラ豪雨が最近増えたワケ

崩れた大気のバランスを整えるため、積乱雲が降らせる局地的な大雨=「ゲリラ豪雨」。

前記事では、株式会社ハレックスの気象予報士・青柳愛さんにその仕組みを伺いました。今回は、近年ゲリラ豪雨がぐっと増加した謎に迫ります。

10年ごとに15~17%も増えている!

気象庁の資料によると、1時間に50mm以上も降る激しい雨の頻度は着実に増えています。

1983~1992年では1748回、次の10年では2052回、そして2003~2012年は2364回と、10年ごとに15~17%も増加

特に2000年頃からは、1時間に80mm以上という猛烈な雨も多く観測されるようになりました。

地球温暖化が一因という説も

気候変動に関する調査では、地球温暖化が進むことで、普段から雨が降る地域で極端な大雨が増えるといった現象が発生すると指摘されています。気温が高いほど、雨の基となる水蒸気が空気中に存在しやすくなるためです。

ただし、局地的な雨を観測できる「アメダス」は、整備されてからまだ約40年。データの量が限られているため、現段階で地球温暖化が原因だと断定することはできないけれど、有力な要因のひとつだと考えられているのだとか。今後の研究に期待ですね。 

取材協力:青柳愛さん(株式会社ハレックス)

写真:Thinkstock / Getty Images

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