子どもが刺されたら大変!ダニを駆除する方法

家の中でダニに刺され、とてもかゆい思いをした経験があります。さらに、うちの子どもはアレルギー体質なので、ダニによってアレルギー症状が悪化するのも心配。安心して生活するためのダニ駆除方法について、東京都福祉保健局健康安全部の阿部圭美さんに聞きました。

エアコンの除湿機能などを使って、ダニの苦手なカラッとした環境に

ダニは乾燥に弱いので、湿度が60%以下になると繁殖できなくなりますが、梅雨~夏は湿度が高く、外気に含まれる水分が多いため、窓を開けて換気してもあまり効果はないそう。「梅雨時は窓を閉めてエアコンの除湿機能で乾燥させるほうが効果的です」と阿部さん。

水気の多い浴室や台所の換気が不十分だと、ほかの部屋の湿度も下がりにくくなります。水回りの換気と除湿には、とくに注意してください。

室内に温・湿度計を置いて、ダニが発生しやすい環境(温度20~30度、湿度60~80%)になっていないかチェックする習慣をつけましょう。

洗濯物を室内に干さなければいけないときは、除湿機やエアコンの除湿機能を使い、湿度が上がるのを抑えましょう。干している時間を短縮するために、扇風機やサーキュレーターの風を洗濯物に当てて早く乾かすのもいい方法です。

布団は日光や乾燥機で乾燥させたあと掃除機をかけるのを習慣に

直接肌に触れるものなのに、寝具類はダニの温床になりがち。とくに念入りなダニ対策が必要です。「天日干しあるいは布団乾燥機で布団を乾燥させることで、ダニの増殖を抑えることができます。また、ダニの死骸やフンはアレルゲンになるので、布団を乾燥させたあとは掃除機をかけるようにしましょう」。

ダニの死骸やフンは水で洗い流せるので、寝具はなるべく家庭で洗濯できるものを選びます。家庭では洗えない布団は、1年に一度はクリーニングに出しましょう。

ベッドパッドは布団より干す頻度や掃除機をかける回数が減る傾向にあり。ベッドパッドのケアも忘れないようにしてください。

ダニが入り込めない高密度繊維の布団カバーやシーツはダニ対策に有効です。

掃除はこまめに丁寧に。食べこぼさない工夫も大事

フケや垢、髪の毛などはダニの大好物。また、物を散らかしたままにしておくとダニがもぐりこみ、繁殖を始めます。阿部さんによると「ダニは掃除の行き届かない場所が大好き。整理整頓とこまめな掃除を心がけ、ダニの安住の地をなくすことが重要」なんですって。

毎日掃除機をかけるのがベストですが、3日に1回は1㎡につき20秒を目安に、丁寧に掃除機をかけると、ダニ駆除に効果的。畳は目に沿って掃除機をかけてください。

綿ボコリにはフケや垢などダニのエサになるものが含まれています。硬く絞った雑巾で、丁寧に拭き取りましょう。

抜け毛にはダニのエサになるフケがついています。髪をとかす場所は一カ所に決め、髪の毛が落ちたらすぐに粘着テープクリーナーなどで取ってください。

食べこぼしもダニの格好の栄養源。食べカスが出やすいお菓子などを食べるときは、トレイの上で食べるなどして、床にカスが落ちないようにしましょう。

湿度を下げてカラッとさせ、ダニのエサとなるものをできるだけ排除することで、ダニの繁殖を防げることがわかりました。ダニの心配をせずゆっくりくつろげる住まいにするために、今日からがんばりたいと思います!

取材協力:東京都福祉保健局健康安全部

写真:Thinkstock / Getty Images

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