進化系ガウチョに注目。2016年秋冬、流行のパンツコーデは?
普段からカジュアルなスタイルが多いので、必然的にパンツを履くことが多いです。この春夏はさらっとした素材のガウチョを多用していましたが、冬は何を着たら良いか、悩んでいるところ。そこで、パーソナルスタイリストの渋谷有紀さんに、旬のパンツコーディネートについて聞きました。
2016秋冬のパンツのトレンドとは?
「昨年よりトレンドのガウチョは今年一般的になりましたね。この冬は、ガウチョの進化版が増えています。
例えば、ガウチョがさらに広がった「スカーチョ」、フルレングスの「ロングガウチョ」など、ロングスカートのように見えるパンツ、フルレングスのワイドパンツなどが出てきています。
シルエットがプリーツになっているタイプのものも要チェック。股上は深めのものが今年らしいです。
カラーは、黒、グレー、ネイビーは定番として、茶、ベージュ、テラコッタ、赤、薄ピンクなど、ポイントカラーになるものも注目されています」。
今年らしいのは、“トップスイン”
「この冬は暖色系カラーが人気なので、とくに茶系や赤系、テラコッタなどに、グレーを合わせると今年らしい組み合わせになります。そして、ボリュームのあるパンツで股上の深いものを選び、トップスをインするか、短めトップスを合わせてウエストを見せるなどすれば、ぐっと今年っぽいスタイルになります」。
ワイドパンツなどボリュームのあるパンツに、トップスを出すと、だらしない雰囲気になってしまうので、トップス選びも重要ですね。
スタイリストが選んだ1着とは?
すでに今季、渋谷さんが購入したというパンツを見せていただくことに。 それがコレ。
「九分丈のワイドで、キレイめ素材のスラックスのようなパンツです。色はライトグレーを選びました。毎日自転車に乗るので、スニーカーかフラットシューズしか履かないし、トップスもニットやスエットが多いです。だからカジュアルになりすぎないように、キレイめのパンツでバランスをとろうと思いました」と渋谷さん。
今まで、あまりフルレングスのボトムスは履いてこなかったのですが、今年の秋冬は、「ロングガウチョ」やロングの「ワイドパンツ」などを購入して、自分らしいファッションを楽しみたいと思います。
写真:Thinkstock / Getty Images
2016.10.18