子どもの成長に合わせて、お手伝いの方法を変えていますか?

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子どもにお手伝いをさせている家庭は多いと思いますが、「ずっと同じお手伝いで良いの?」「もっと子どもに合ったお手伝いをさせたい」というお母さんもいるのでは?今回は東京学芸大学の岩立京子先生に、年齢別で相応しいお手伝いや子どもに与えるメリットについて聞きました。

お手伝いは子どもの“心”と”体”の成長を促してくれる!

岩立先生によると「お手伝いの重要性は、『家がきれいになると気持ち良い』『ママもみんなも喜ぶ』ということを体感し、人のために何かをする喜びを知ることができること。また初めて人に感謝することを知ることで、心の成長を促すことができます。 加えて、お手伝いの動作を通して、指先の器用さや身体能力の発達を促す作用があるという点があげられます。だからこそ、子どもの成長に合わせた動作を取り入れていくことが大切です」とのこと。

では、年齢別にどんなお手伝いをさせたらよいのでしょうか。

年齢に合ったお手伝いとは?

幼児期

遊びの動きに近く、手順が簡単なもの。
例…ホコリ取りやテーブル拭き

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とくにテーブル拭きなどは汚れている部分を拭くと、キレイになるのがわかるので、子どもにとっては自分のやったことの結果がすぐ見えて、楽しみを見いだしやすいそう。

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またスーパーで買いものする際、イラストを描いたメモを見せながら、にんじんやトマトなどをカゴまで持ってきてもらうというのも、学習をかねてできるお手伝いの例です。

小学校低学年

少し難易度をあげ、手順が2〜3ステップ程度になるもの。
例…床掃除やお風呂掃除など

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しかし、子どもは気まぐれで、お手伝いをしてくれなかったり、途中で止めてしまったりすることも。親として、どのようにお手伝いに関わっていけばよいのでしょうか。

「子どもにお手伝いをお願いしても、ママが望む水準には達しないことを大前提として、関わっていきましょう。お願いするというよりも丁寧に教えながら一緒にやるというスタイルで行なわないと継続しません」(岩立先生)。 

つまり、お手伝いをお願いする際には、事前にママがデモンストレーションしてあげると、子どもが自分でやるイメージがつかみやすくなります。ママと一緒に作業を分担するのも良いでしょう。 また仕上げはひとりでお願いするなどし、お手伝いをやり遂げることで達成感が得られることを知ることも大切とのこと。

同じ年齢の子どもでも成長はさまざまです。その子のキャラクターに合わせて、お手伝いの難易度を工夫してあげることも大切です。

お手伝いの後におこづかいをあげるのは、子どものためになるの?

親のためにお手伝いをし、おこづかい(お金)をもらうことは社会性を学ぶ良い機会でもあります。でも「おこづかいを貰えないとお手伝いをしない」という思考にならないよう工夫が必要だそう。

岩立先生は、「どんなときでもお手伝いが終わった後は、子どもを思いっきり褒めましょう。子どもがパパやママの助っ人になってくれたことに対して、ありがとうの気持ちを言葉と態度できちんと伝えること。『家庭生活は家族全員で支えあっている。そのためにあなたの手助けが必要なんだ』ということをきちんと説明し、おこづかいは、感謝の気持ちのひとつの形としてあげるということが大切」と話してくれました。 自分のやったことが人を喜ばせているということを知ることで、自尊心を学び、新しいことへチャレンジする心を育んでいくのですね。

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漫然とうちの子もお手伝いできるようになって欲しいと思っていましたが、年齢に合わせたお手伝いをさせると、子どもの成長を促す良い機会になることを知りました。最近は掃除グッズにも色々な工夫がされているので上手に使いながら実践してみようと思います!

取材協力:岩立京子先生

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