【ヤスノリさん】子どもの行動を組み合わせて、ゲーム感覚で家事を楽しむ

子どもがお手伝いしてくれない…そんなときは、無理に頼まずに、ゲームを楽しむようにお願いしてみよう。

2児の父親であるヤスノリさん。最近、お子さんがお手伝いに興味を持つようになったそうですが、親子で家事を楽しむためにどんな工夫をしているのでしょうか。ヤスノリさん流の楽しみ方を教えてもらいました!

機械仕掛けの面白さは、それぞれが単純な動きをしているのにも関わらず、全体で何らかの目標を達成しているところにあると思います。

それぞれの部品に目をやると、上下をただ繰り返すもの、ゆっくりと回転し続けるもの、これだけでは人間の役には立ちません。しかし、これらがうまく組み合うことで、この、5分に1回北の方角に餅を投げる機械が動いているのです。こんにちは、5分に1回北の方向に餅を投げる機械の開発者です。

ところで、それぞれのパーツに意思があったとして、私が「ねえ、僕は5分に1回北の方角に餅を投げようと思うんだ、手伝ってくれない?」と語りかけても、賛同してくれるパーツは居ないでしょう。それどころか、万力みたいなパーツが頭を割ろうとしてくるかもしれません。こいつやべえし今なら勝てそう! みたいな。機械の反乱です。

そうではなくて、「ねえ、ゆっくり回転してくれない?」「ねえ、上下に動くの得意でしょう? 動いてみて?」それぞれが得意なこと、好きなことをお願いすれば、彼らはきっとやってくれます。あとは、指揮者である自分が、それぞれのメロディをまとめあげ、大きな目的を達成すれば良いのです。

子どもと家事をするときにも、同じことが言えます。「洗濯物しまうの手伝って」と言うと、機嫌の良いときはやってくれるのですが、「今遊んでるから」とか、拒否のコマンドも覚え始めた子どもたち。そうかー。遊んでるかー。じゃあ仕方ないなー。そのトランプぶちまける遊び面白そうだもんねー。ジョーカー握りつぶすのやめてくれるー? 次ババ抜きやるときすっごいつまんなくなっちゃうから。

さて、ここで無理矢理手伝いをさせてしまったら、お互いにストレスが溜まってしまいます。そうではない方法を考えたいですよね。

ときに、子どもがいつでも率先してやりたがる行動って、いくつかあるじゃないですか。それらの動作を巧みに組み合わせ、家事を達成するパズルゲームだと捉えたら、面白いんじゃないかしら。しかも、みんな楽しい。

たとえば上の子は電車が好きすぎて、ちょっと自分のことを電車と思いかけているふしがあります。これについてはどこかで書きたいのですが、とにかく「“お父さん駅”までこれを運んで」と頼んだとき、拒否されたことはありません。

下の子は、今、大人にモノを渡して「ありがとう~!」と言ってもらうことにハマっています。「これをお父さんのところまで運んで」と頼むと、褒められる自分を想像してニヤニヤしながら走ってきます。

さて、これを組み合わせて、家事を達成するマシンを作るぞ! と思ったのですが、役割、被ってるじゃんか。物流系のパーツしか無いじゃんか。

洗濯物を抱えて走ってくる我が子

結果、洗濯物を一つ小脇に抱えた子どもが交互に洗面所にやってくる処理系統ができあがりました。なんだこれは。無駄が過ぎる。俺が言いたかったのはこういうことじゃない。狭い廊下で子ども同士ぶつかったりしている。終わらない。

でもまあ、これはこれで、良い。

○ヤスノリ プロフィール○
1997年からWebサイトを運営しているインターネットの化石です。5歳の息子と、2歳の娘が居ます。普段は、おいしいカレーはなんでおいしいのかな、とか、そういうことを考えています。

写真:ヤスノリ

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