【本多さおりさん】家事を楽しむためのコツとは?

ツールをじっくり選んでみたり、自分をおもてなしするため、と考えると家事をするのも少し楽しくなりますよ。

家事初心者にとって、掃除や洗濯は大変な作業のひとつ。面倒くささが先に立ち、投げ出したくなることも多いはず。そこで今回は、整理収納コンサルタントの本多さおりさんに、家事を楽しむコツを教えてもらいました。

使うたびにうれしくなるツールで家事を楽しむ

幼いころから実家の部屋を何度も模様替えしたり、自分らしく過ごせるように工夫して、暮らしを楽しんでいました。

そんな私は、結婚して親元を離れ、家の中を自分の好きにできるようになると、暮らしをプロデュースする楽しさに目覚めたんです。引越しを機に最初に行ったのが、「ひとつひとつちゃんと選んでものを揃えること」でした。まず手に入れたのは、憧れだった柳宗理のキッチンツール。実は私、料理が苦手なのですが、好きなものだとそれを使うだけでワクワクするので、苦手な料理も少しだけ苦に感じなくなるんです。また、「大切に使おう」「きれいに使おう」という感覚が無意識に芽生えるので、片付けやお手入れも面倒に感じません。家事を楽しむには、使うたびにうれしくなるようなものを揃えることもおすすめですよ。

家事は「自分へのおもてなし」でもある

私がふだん家事をする上でモットーにしているのは「おもてなし」の精神です。家族や恋人、友人が心地よくすごせる空間をつくるのも「おもてなし」ですが、自分が家にいてくつろげるようにしておくことも、大事な「おもてなし」だと思っています。たとえば仕事から疲れて帰宅したとき、部屋が汚れていたら気が休まりませんよね。自分自身が身をおく空間を快適にしておくことは、暮らしそのものを豊かにしてくれること。そう考えると、家事をするのが少し楽しくなるのではないでしょうか。

ビギナーさんにおすすめ「細切れ家事」

とはいえ、家事ビギナーさんがいきなり家のなか全部をピカピカにしようと思っても難しいですよね。そんなときは、自分がくつろぐ場所や、一日の大半をすごす場所から掃除を始めるのがおすすめです。

私は、自分や子どもがよく過ごすリビングやソファ周りをこだわってきれいをキープするようにしています。

フローリング掃除のポイント
リビングのフローリングは気付いた時の簡単掃除できれいをキープ

また、家事は一度にやろうと思うと大変なので、細切れにするのがポイント。たとえば寝室に移動するときに、リビングに出しっぱなしだったものをちょっと片付けるとか、洗い物をしたついでにシンクを軽く掃除するとか。うまく生活に組み込みながら家事に取り組んでみてくださいね。

「家事は自分自身の暮らしを豊かで快適にしてくれるもの」そう考えると、今まで面倒くさく感じていた掃除や洗濯にも前向きに取り組めるのではないでしょうか。みなさんも、ぜひ家事を通して暮らしをプロデュースする楽しさを感じてみてください。

○本多さおりさん プロフィール○

整理収納コンサルタント。首都圏を中心に個人宅の整理収納サービス(現在は受付休止中)を行う傍ら、雑誌やWebで暮らしを愉しむための整理収納を提案。著書に『片付けたくなる部屋づくり』『家事がしやすい部屋づくり』など。

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