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ノロウイルスにマスクだけでは無意味なの…!?

マスクだけでノロウイルスは防げません。手洗い、調理器具やキッチンの除菌も取り入れることで感染防止につながります。

ノロウイルスやインフルエンザが気になる季節は、マスクで予防?

ノロウイルスは、マスクだけでは防げませんっ!

ノロウイルスはマスクだけでは防げないんです!

風邪やウイルスから身を守るため、予防としてマスクを着用するのは、今や当たり前のことになりつつありますよね。しかしマスクでの予防は、ノロウイルスにはあまり効果がないという話も…!実際はどうなのか、国立国際医療研究センター病院国際感染症センターの片浪雄一先生にうかがいました。

ノロウイルスの感染経路って?

ノロウイルスは手や指、食品などを介して口から感染します。その感染経路は、主に次の3つが考えられます。

1.手からの感染

感染者の便や嘔吐物、ノロウイルスに汚染されたドアノブやトイレなどに手が触れ、その手からノロウイルスが体内に入って感染。

2.空気感染

感染者の便や嘔吐物が乾燥し、空気中に浮遊したノロウイルスを体内に吸入し感染。

3.食べ物からの感染

ノロウイルスに汚染された食べ物を、加熱が不十分な状態や生で食べて感染。

ノロウイルスのおもな感染経路

ノロウイルスは食べ物や感染者の便や嘔吐物に含まれているため、インフルエンザウイルスのように常に空気中を漂っているわけではなく、くしゃみをした人の飛沫に含まれているわけでもありません。そのため、日常生活でマスクを着用していても、単純にそれだけで感染が予防できるとは限らないのです。

ただ、感染者の嘔吐物などが直接自分の口に入ってくる可能性もあるので、嘔吐物を処理するときなどはマスクを着用しましょう。しかし、乾燥して空気中に飛び散ったノロウイルスを予防する場合は、非常に目の細かいマスクを着けなければ意味がないため、あまり日常的な対策とは言えません。

ノロウイルスはどうやって防げばいい?

家庭でできるノロウイルスの予防と対策は、下記のようなものが挙げられます。大事なのは「加熱する」「人の手にふれない」を意識すること。

日常生活

外出から帰ったときや食事の前は、必ずせっけんと流水で手を丁寧に洗いましょう。指輪などのアクセサリーは外し、せっけんはしっかり泡立てて、指先や指の間まで洗浄してください。

また、感染リスクを減らすために、洗ったあとはタオルやペーパータオルで蛇口を閉めるのがおすすめ。家族間でのタオルの共有もできれば避けるほうがいいでしょう。

調理時や食事時

調理をする人や食品からの二次汚染を防ぐためにも、調理の前にはしっかり手洗いをしましょう。

調理器具や、キッチンの除菌も忘れずに。ノロウイルスに効果があると言われている「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれる除菌液を、感染経路になり得る部分にスプレーし、拭き取ってください。

ノロウイルスは次亜塩素酸ナトリウムでしっかり除菌!

ノロウイルス対策には「次亜塩素酸ナトリウム」が効果的!
感染力の高いノロウイルスの除菌に効く「次亜塩素酸ナトリウム」って?

また、身体の抵抗力が弱くなっているときにノロウイルスに感染すると、重症化しやすいので、体調が悪いときに生ものを食べることは避けましょう。

普段の食事でも、食品は中心部が85~90℃で、90秒以上しっかり加熱したものを食べるようにしてください。特にカキなどの二枚貝は、ノロウイルスの活動を止めるため、しっかり加熱を!

感染者が出た場合はどうする?

便や嘔吐物に含まれるノロウイルスから感染する場合があるので、トイレの便座や便器はもちろん、ドアノブ、床、壁などもしっかり除菌しましょう。

また、ノロウイルスは乾燥すると空中に漂うため、便や嘔吐物は乾燥しないうちに素早く処理し、汚れた場所は次亜塩素酸ナトリウムで除菌してください。

監修:国立国際医療研究センター病院国際感染症センター 片浪雄一先生

イラスト:かわぐちまさみ

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