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機能を長持ちさせる!スキー、スノボのアンダーウエアの洗い方

汗をすばやく吸って乾かし、寒さを軽減するウエア。機能保持のため、すすぎは2回、柔軟剤は使用せずに洗濯しましょう。

スキーやスノーボードをするとき、汗でウエアがベタついたり、リフトに乗っている間に汗が冷えて寒い思いをしたりという経験はないでしょうか?それ、もしかしたらアンダーウエア本来の機能が低下しているのかも!?そこで今回は、冬のスポーツで着るアンダーウエアのお手入れ方法について、好日山荘池袋西口店の野澤奈津実さんに教えていただきました。

吸汗速乾性がアンダーウエアの最も大切な機能

「冬でも運動中はたくさんの汗をかきます。汗は蒸発するときに身体の熱を奪うので、汗で肌が濡れた状態が続くと『汗冷え』してしまいます。天気など周辺の状況によっては、この汗冷えが原因で、命にかかわる低体温症を引き起こしかねません。そんなリスクを防いでくれるのが吸汗速乾性に優れたアンダーウエアの役割。汗をしっかり吸ってすばやく乾かす機能を持ち、汗で肌が濡れることによって感じる寒さや不快感を軽減してくれます」(野澤さん)

素材に合わせたお手入れ方法で、ウエアの機能をキープ

アウトドアスポーツ向けのアンダーウエアは洗濯機で手軽に洗えるものが多いものの、洗い方を間違えるとウエアの機能が損なわれてしまうので注意が必要とのこと。衣類についている取扱い表示で洗濯可能か確認し、ある場合は商品のパッケージやメーカーのウェブサイトで洗濯方法の説明のチェックをしておきましょう。

新しい取扱表示の例
ウエアを大切に洗うために!取扱い表示の見方

アンダーウエアの素材として主要なのは、メリノウール(メリノ種の羊からとれるウール)か化学繊維。今回は、この代表的な2つの素材の特徴と洗濯する際の注意点を野澤さんに教えていただきました。

・メリノウール:肌触りや着心地が良い。保湿性が高いのにムレにくく、抗菌、防臭効果もあり。

肌触りを守るため、洗濯機で洗うときはネットに入れるようにしましょう。できれば1枚ずつネットに入れると、摩擦や引っかかりを防げて長持ちします。

・化学繊維:吸汗速乾性がとても高く、よく汗をかく運動量の多い方にオススメ。

吸汗性が高い分、汗のニオイが付きやすいので、洗濯機に入れる前に洗剤の薄め液につけおきすると良いでしょう。

普通の衣類と違う!アンダーウエアの洗濯の注意点

一般的な衣類とは加工法や素材が異なるスキー・スノーボード用のアンダーウエア。洗濯時の細かな注意点についても、野澤さんに教えてもらいました。

<注意点1>洗剤はアウトドア用がオススメ

機能を損なわずにアウトドアでつきがちなガンコな泥汚れや皮脂よごれをしっかり落とすには、アウトドアウエア専用の洗剤を使うのが安心です。一般的な家庭用洗剤を使うことも可能ですが、その場合は弱アルカリ性か中性のものを使いましょう。

<注意点2>すすぎは2回以上

「最近の洗剤はすすぎ1回でOKというものが多いですが、洗剤の成分などを繊維に残さないようにするため、すすぎは必ず2回以上行いましょう」(野澤さん)

<注意点3>水で下洗いはNG

「泥汚れがひどいとき、洗濯機に入れる前にちょっと水やお湯で下洗いしたくなりますが、実はこれは逆効果。繊維が水と一緒に汚れを奥まで引き込んで、汚れが落ちにくくなってしまいます。泥汚れを乾いた状態ではたいてできるだけ落とし、液体洗剤を汚れに直接塗ってから洗濯機に入れるようにしましょう」(野澤さん)

<注意点1>柔軟剤や漂白剤は使わない!

「アウトドア用のアンダーウエアは快適に使用できるよう吸汗性や吸湿性に優れた機能を持っています。風合いをよくする成分や香料が繊維に残るように作られている柔軟剤は、表面をコーティングしてしまい、ウエア本来の性質や機能を損ねることになってしまいます。漂白剤も、ウエアの生地を傷めるおそれがあるので、必ずそれぞれのウエアの取扱い表示を確認しましょう。」(野澤さん)

いろいろな機能を備えたスキー・スノーボード用のアンダーウエア。一般の衣類とは洗い方の勝手が違うことも多いですね。きちんとお手入れをして、快適なスノースポーツを思う存分楽しんでください!

取材協力:好日山荘

メイン写真:Getty Images

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