1ヶ月1ヶ所収納で気持ちいい生活を【衣類の収納編】

毎月1ヶ所ずつから収納を見直してみる、1ヶ月1ヶ所収納。今回はクローゼットの引き出し(衣装ケース)を見直しましょう。

衣類の収納は、悩みが尽きません。気づけばクローゼットはぎゅうぎゅう、引き出しの中は服が積み重なって中がぐちゃぐちゃ……。そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

整理整頓された引き出しは、取り出しもスムーズ。何がどこにあるかがすぐに把握できていれば、毎朝の身支度にかかる時間も短縮できて時短につながります。使い勝手のよい引き出しの使い方と衣類のたたみ方をライフオーガナイザーの宇高有香さんに聞きました。

1.収納用品のサイズに合わせてたたむ

収納上手の第一歩は、たたんだ衣類を「縦に入れる」こと。中身がひと目でわかるうえ、取り出しやすいのがメリットです。もうひとつは「収納用品のサイズに合わせたたたみ方」を知ること。この2点を意識してたたむことが、使い勝手のよい収納につながります。

たたむサイズは、自分の手や腕を使って目安をつくると便利です。たとえば私の場合、女性用Tシャツやカットソーをたたんだときの横幅は、「片手をいっぱいに広げた長さ」がベスト(下の写真参照)。この感覚を覚えておくと、たたんだ服の横幅が自然と揃ってきます。

収納用品のサイズに合わせてたたむと美しく見える

たたむ幅と同時に、収納の深さもチェック。私の場合、深さ18cmの衣装ケースだと「ふんわり開いた手」が深さの目安です(下の写真参照)。

たたむ幅と同時に収納の深さもチェック

このようにして収納用品のサイズをはかったら、準備は完了。収納用品の深さ別に、たたみ方をご紹介します。

2.中に入れるものの高さで収納用品を選ぶ

<女性用のトップスを収納するなら、浅めの衣装ケースに>
衣装ケースの多くは、深さ18cm/24cm/30cm前後で展開されています。たくさん入るという理由で深さ30cmを選びたくなるのですが、深すぎると衣類が埋もれるというデメリットが。そこで女性用のTシャツやカットソーの収納は、深さ18cmのものをおすすめしています。

女性用のTシャツやカットソー収納

では、この深さ18cmの衣装ケースに合わせてTシャツをたたんでみましょう。前述したとおり、私のベストなTシャツ収納幅は「片手をいっぱい広げた長さ」です。このように(下の写真参照)Tシャツの上に広げた手を置き、その幅にあわせて両端を折りたたみます。

ベストなTシャツ収納幅

横幅が決まったら、縦に半分に折り、さらにそれを半分に折りたたんで四つ折りにします。その上に片手をのせて、再びサイズチェック。このとき「ふんわり開いた手」のサイズになっていれば、収納用品に合わせた深さにたためたという証拠です。

はじめは床でたたむ

きれいにたたむのが苦手という方は、1枚ずつ平らな床の上でたたんでみましょう。洗濯物はつい膝の上でササッとたたみたくなるのですが、これは収納の中で型くずれを起こす原因に。はじめは床でたたむことを面倒に感じるかもしれませんが、慣れてくるとそんなに手間はかかりません。

<男性用のトップスやボトムスは、深い衣装ケースに>
男性用のTシャツやカットソー、ボトムス、スウェット、シーツや枕カバーなどの寝具は、たたむと高さが出るので、深さ24cmの衣装ケースに収納しています。ここでも収納用品の深さがポイント。深さ24cmを意識して、収納したときに高さが揃うようにたたむと上手くいきます。

男性用のTシャツやカットソー、ボトムス、スウェット、寝具収納

我が家の場合、夫のデニムパンツは半分に折って、それをさらに三つ折りにするとちょうど深さ24cmの衣装ケースに収まるサイズになります。おしりの出っ張った部分は折り込むようにしてたたむと、きれいな長方形になりますよ。

デニムのたたみ方

3.詰め込みすぎず、一目で見渡せる引き出しに

やわらかい素材の服や、収納する衣類が少ない場合は、ブックエンドが活躍。これがあれば衣類を取り出したときに崩れる心配もありません。また、収納物をぎゅうぎゅうに押し込まず、量を8割程度にとどめることも、使い勝手のよいクローゼットにつながります。

ブックエンドで使い勝手のよいクローゼットに

いかがでしたか?
所有している服の量や種類は、人によってさまざま。家庭によって使う収納用品が異なるため、全員が「これが正解!」と満足できる収納方法というのはありません。

だからこそ、今回ご紹介した「収納用品に合わせた衣類のたたみ方」は、収納用品はそのままで、収納量と効率がグンとアップするので効果的。自宅のクローゼット収納のサイズに合わせて、ぜひ実践してみてください。

プロフィール

取材協力:宇高有香さん

○プロフィール○
宇高有香(うだか・ゆか)/ライフオーガナイザー。もともと片づけが苦手だったが、自邸の家づくり中に片づけの大切さに気づき、ライフオーガナイザー1級を取得。夫と2人の子どもと4人暮らし。

  • シェア
  • ツイート
  • 送る

「収納でスッキリ気持ち良い生活を」のおすすめ記事