【プロに聞く】手軽にできる寝具の湿気対策

マットレスやふとんが湿っぽくて気になる…。そんなときに手軽にできる湿気対策をプロに聞いてみました!

夏場はふとんについた汗や湿気が特に気になります。そのまま放っておくのも気持ち悪いけど、何をすればいいのかわからないのが悩み。そこで、大塚家具のスリープアドバイザー*小川さんから、手軽にできるマットレスや敷きふとんの湿気対策を教えていただきました。

*睡眠研究機関『スリープ研究センター』が認定する資格。眠りに関して悩みを持つ方に、最適な睡眠環境を提案するアドバイザー

マットレスの湿気はベッドパッドの利用などで簡単ケア

まずはベッド用のマットレスの湿気対策を伺いました。マットレスはふとんと違い、洗ったり干したりすることができないので、湿気対策やお手入れに気を配ることが大切だそうです。簡単にできる4つのポイントを伺いました。

1.ベッドパッドやシーツを利用し、こまめに洗う

「マットレスを使っている方は、ベッドパッドやシーツも使うようにしましょう。ベッドパッドはマットレスの保護や汚れ防止を目的としており、シーツだけでは吸収しきれない汗などを防いでくれます。ベッドパッドやシーツに湿気を吸収させることで、下のマットレスに湿気がたまらないようにします。」

ベッドパッドやシーツを利用し、こまめに洗う

「湿気を吸収させたベッドパッドやシーツはこまめにお手入れすることをおすすめしています。洗濯は、ベッドパッドが2ヶ月に1回、シーツが1~2週間に1回くらいが目安と言えます。夏場に涼感・冷感マットなどを使っている方は、洗える場合は洗濯表示に従って定期的に洗ってください」

ベッドパッドの洗い方
ベッドパッドの洗い方

2.起きたら、掛けふとんは足元に折りたたむ

「朝起きたら、掛けふとんを足元に折りたたむようにしましょう。そうすることで、寝ている間にたまったマットレスの湿気を放出できます。特に背中が汗をかきやすいので、マットレスの枕元や中心部を空けるようにしてください。

掛けふとんは足元に折りたたむ

3.月に1~2回程度マットレスを立てかける

「1ヶ月に1~2回はベッドのフレームや壁にマットレスを立てかけて湿気を取りましょう。その際、エアコンを除湿モードで運転したり、扇風機の風を当てて湿気を飛ばすこともおすすめです。また、3ヶ月に1回くらいを目安に、マットレスの「上下・裏表*」を回転させると、マットレスの全面を使うことができ、部分的に湿気がたまるのを防ぐことができます」
*両面仕様の場合のみ

4.ベッドは壁から10~20cm離して配置する

「湿気は壁際にたまりやすいので、壁から10~20cmほど離してベッドを配置することをおすすめしています。通気性が良くなり、壁との接地面に湿気がたまることを防ぐことができます。窓際は風通しが良さそうなイメージがありますが、部屋の内外の温度差などで結露ができることもあるので、窓からも少し離すようにしましょう」

敷きふとんの湿気対策は床との接触を減らすのがベスト

マットレスとは異なり、敷きふとんは軽量で、家で干したりできる点が特徴。その点を活かした湿気対策のポイントがあるそうです。

1.敷きっぱなしにしない

「敷きふとんに湿気がたまる原因は、『敷きふとんと床の温度差』です。ふとんを使用していないときは敷きっぱなしにしないようにしましょう。ただ、湿っぽいふとんを風通しの悪い場所にすぐしまうと、湿気がたまったままになってしまいます。収納する場合は、軽くはたいたり、少し風に当ててからにしましょう。風通しのいい室内で干したり、エアコンや扇風機の風を当てても良いでしょう」

敷きふとんは風通しのいい場所に干す

2.すのこなどの上に敷く

「床との接触を減らすため、すのこなどの上に敷いても良いでしょう。ふとんと床との間に空気が通るようになり、通気性が良くなります」

まくらは起床後に立てかけて湿気を放出させると◎

まくらはマットレスやふとんに比べるとコンパクトで、お手入れしやすいもの。とはいえ、やはり湿気を含んでしまうことには変わりはありません。こちらも対策を伺いました。

1.まくらカバーを使い、こまめに洗濯する

「まくらにもカバーを使い、まくら本体に湿気を吸収させないようにします。頭や首まわりは汗をかきやすいので、カバーは1~2週間に1回程度を目安にこまめに洗濯しましょう。洗濯可能なまくらであれば、洗濯表示に従って洗ってください」

2.フレームや壁に立てかける

「まくらは起きたらフレームや壁に立てかけて通気を良くします。表面だけでなく、裏面にも湿気がたまりやすいので、両面を空気に触れさせるようにして、湿気を放出させましょう。マットレスの中心部分にも寝汗などで湿気がたまりやすいので、端の部分(下の写真参考)に立てかけるとベストです」

まくらは起床後に立てかけて湿気を放出させる

寝具は毎日使うものだからこそ正しい対策をしておきたかったので、日々簡単に行えるお手入れ方法がわかり、安心しました!洗えないマットレスなども、洗濯以外の方法で手軽にケアできるんですね。

これからは小川さんのアドバイスをもとに、こまめにお手入れすることで、快適な生活ができそうです。

取材協力(問い合わせ先):IDC OTSUKA 有明本社ショールーム(http://www.idc-otsuka.jp/showroom/ariake) tel.03-5530-5555

写真:PIXTA

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