子どものやる気アップ!夏休みは“お手伝いカレンダー”をつくってみよう

スタンプやシールで、子どものやる気アップにつなげる“お手伝いカレンダー”。夏休みに、はじめてみませんか?

家で過ごす時間の多い夏休み。せっかくなら家のことを子どもにも手伝ってもらいたいもの。とはいえ、強要はさせたくない……。そこで、普段から子どもが楽しみながらお手伝いできるよう“お手伝いカレンダー”をつくって工夫しているという、ライフオーガナイザーの宇高有香さんにお話を聞きました。

「お手伝いカレンダーをはじめたのは、上の子が小学校に入ってお小遣い制になった頃。少しでも子どもにお手伝いしてもらえたら私は助かるし、手伝うことで報酬を得ることを体験できるのはいいことかなと思い、はじめてみたんです」

ライフオーガナイザー・宇高有香さん

お手伝いをするたびにポイントを加算

宇高家のお手伝いカレンダーに書かれているのは、ゴミ捨てやトイレ掃除、洗濯物の取り込み、料理などの項目。これらのお手伝いをするたびに、ポイントを加算するそうです。

「お手伝いによって異なるポイント数が設定されていて、1ポイントごとにカレンダーにスタンプやシールで記録していきます。1ポイント=10円で、1ヶ月の合計ポイントでお小遣いが決まるという仕組みです。スタンプを押したりシールを貼ったりする楽しみも、進んでお手伝するきっかけになっていますね」

お手伝いをするたびにポイントを加算

「お手伝いはプラスポイントのほか、忘れ物や遅刻などマイナスになるポイントも設定しています(笑)。そのおかげで、毎日『あれ手伝って』『これ片付けたの?』と口うるさく言う回数が減りました。実は、お手伝いカレンダーは“ママが怒らないためのシステム”ともいえるんです。

カレンダーで、お手伝いの状況がひと目でわかる

カレンダーに記録することで、子どもたちが自分で生活管理する力が身につくと、宇高さんは話します。

「ひと目で全体がわかる、マンスリーカレンダーを使うのがポイント。今月どのくらいお手伝いできたかを把握できますし、兄妹で比べあって『私ももっと頑張ろう』とやる気アップにつながることも。今日が夏休みの1ヶ月のどの辺りなのかを理解したり、習い事や塾の予定を書き込んでおいたら、曜日感覚も身につきました」

また、お手伝いカレンダーをはじめたことでこんなメリットも。
「以前はお手伝い1回ごとにお小遣いをあげていたのですが、“お金が貯まっている感”が得られないと思ってカレンダー方式に変更したんです。その結果、子どもたちは自分でお小遣い帳をつけるようになったので、金銭感覚や計算の勉強にも繋がっているようです」

カレンダーでお手伝いの状況がひと目でわかる

お手伝いカレンダーを続けてもらうためのひと工夫

せっかくはじめても、すぐに飽きてしまっては意味がありません。子どもたちのやる気をキープするために、宇高さんが心がけていることは何でしょうか?

「まずは子どもにとって、ラクにできる環境を整えることですね。スタンプやシールをいちいち探さなくて済むよう、カレンダーの近くにわかりやすく置いています」

お手伝いカレンダーの近くにスタンプやシールをスタンバイ

「そして、もうひとつはほめること。ほめられる機会が増えたら、子どもが自分からお手伝いしてくれることも増えました。お手伝いって、“誰かのために手伝ってあげること”ですよね。自分のためにすることは、お手伝いとは言いません。その感覚を子どもにも身につけてほしいと思っています。
だから私も、『お手伝いしてくれてうれしいよ』と気持ちをいつも伝えています。実際、どんな小さなことでもでも、働くママとしては相当助かります。仕事から帰ってきたら洗濯物が取り込んであったり、翌日のお弁当用にお米を研いでもらったり……。お手伝いカレンダーは、ママにとってもいいことづくしなんです」

いかがでしたか?子どものモチベーションも上がって、家事の短縮にもなるお手伝いカレンダー。オリジナルでカレンダーをつくっても良いですし、ネットで検索すると、無料ダウンロードできるシートもいろいろ見つかります。夏休みを利用して、自分や家族に合った方法でぜひはじめてみてください。

プロフィール

取材協力:宇高有香さん

○プロフィール○
宇高有香(うだか・ゆか)/ライフオーガナイザー。もともと片づけが苦手だったが、自邸の家づくり中に片づけの大切さに気づき、ライフオーガナイザー1級を取得。夫と2人の子どもと4人暮らし。

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