何があるのか一目瞭然! 調理の時短につながる冷凍庫を作る収納・整理術

 

年末年始に向けて、家のあちこちを少しずつ見直したり、整理したいシーズンが到来。

思考と空間を整理して、使い勝手のいい空間や暮らしに近づけていく整理術「ライフオーガナイズ」をベースした著書「もっと心地いい暮らし」で人気の鈴木尚子さん。心地いい暮らしのための整理収納方法を提案するSMART STRAGE!代表でもある鈴木さんに、すっきり使いやすい冷凍庫収納のコツをうかがいました。

時間の無い“いつか”のためのストックは結局ムダに

献立でラクをしたいときや時間のないときのために、とついついストックを溜めがちな冷凍庫。冷凍だから、まだ大丈夫…と使うタイミングを延ばし延ばしにして、いつ冷凍したのか分からなくなったり、結局そのまま消費しないままだったり。それでは、当初の目的も意味がありません。

冷蔵庫収納も教えていただいた鈴木さんですが、冷凍庫の中もシンプルで、何がどこにしまってあるのかが一目瞭然。それでは、冷凍庫の中をもっと詳しく見ていきましょう。

ビニール袋やストックバッグは贅沢に

収納グッズには、余計な文字情報はなく、色もない極力シンプルなものがいちばん、と鈴木さん。冷凍庫の中も透明の保存容器やストックバッグで、中の素材がすぐにわかるように工夫されています。

スーパーの半透明のビニール袋などで誤魔化さずに、ストックバッグや厚手の透明なビニール袋など、中のモノがフレッシュに見える袋には、「料理をする者の唯一の贅沢品」とお金も惜しまないそう。それゆえ、食材をムダにすることもなく、使い切るのでかえってお財布に優しいのだとか。

「立てて収納」でムダを排除

冷凍庫の深い引き出しって、どのように活用していいか悩む場所。上から物を入れてしまうと、何がどこに入っているか分からなくなり、長く開けたままで探していると、冷蔵庫のアラームがピーピー鳴ってしまうことも。

そこで、ブックエンドなど仕切り版を使って、立てて収納すると、何がどのくらいストックしてあるのかが分かり、使い忘れも少なくなるのでオススメです。ちなみに、ストックバッグに食材を入れて立てると、凍るまでに食材が下に固まってしまうので、平らな状態で急速冷凍してから、立てて整列させると上手くいきます。

131119-05-02 右側のストックバッグには、大量に作っておいてスープやお鍋にちょっと入れるのに便利な餃子、味付けをした白身魚や肉など、家族全員が1食で食べる最低単位を1つのストックバッグに入れておけば、小分けする必要がないので便利。

例えば、

  • 野菜と炒めたり煮たりするメニューの場合の肉…1パックで1袋
  • 唐揚げなどメインでたくさん食べるメニューの場合の肉…×3で3パックで1袋

という具合。1パックの量が同じだと、立てて収納する場合も均等に並べられるので、見た目も◎。

左側は、お弁当用に少しずつ使う、開封後の残り少ない冷凍食品。文字がうるさいパッケージは、1カ所にまとめておくと庫内がスッキリします。

“ついでカット”で保存しておくと調理の時短に

育ち盛りの子どもたちの「お腹空いた」の声に、少しでも早くご飯を出したいのが親ゴコロ。そのためにも、冷凍庫にカット野菜があると、料理に使う食材が手軽に増えて、ボリュームも出せるのでオススメなんだとか。

鈴木さんの場合、一度のお料理の際に、まとめて数種類カットしておくそう。

例えば、月曜日の夕飯に炒め物のセロリを切るとき、他にも朝のスープ用、いつかのための薄切り、と3種にカットし、ストックバッグに入れて冷凍。時間をみつけてまとめて下ごしらえ、というのは意外と面倒なので、ついでの時間を有効活用するのがコツ。

131119-05-03 右側のステンレストレーの上には、急速冷凍中の味付け済み豚肉が。ここで凍らせたら、下のブックエンドの部分に立てて収納。

真ん中手前には、お弁当用の小分けにしたブロッコリーなど。余ったご飯も小分けにして、ラップで包んで。意外と増えるのに捨てられないケーキなどを買ったときについてくる保冷剤は、極力文字情報や色彩が少ないものに。

同じデザインのもので統一するために、新たな保冷剤が仲間入りしたときに不要なものは捨て、増やさないようにしているそう。

ここまで、使い忘れを防ぐスッキリ整理術を紹介しましたが、冷凍したことを忘れてしまう人は、買い物前か料理をする前に、まずは冷凍庫から食材をチェックする癖をつけるのも、ムダなく美味しく料理を楽しむコツともいえますね。

 

取材協力:SMART STRAGE! 代表 鈴木尚子さん

※この記事の内容について、花王株式会社は監修を行っておりません。
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