不用な家電を回収業者に渡していいの? 正しい処分の方法とは

 

そろそろ大掃除のシーズン。細かい掃除を始める前に、ざっと大きなゴミを処分しておきたいものです。

エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機など、要らなくなった家電の正しい処分方法を環境省の廃棄物・リサイクル対策部に聞いてみました。

違法な不用品回収業者を使うのはNG!

街中でもよく見かける、大音量でスピーカーを鳴らしながら回収を宣伝する違法な不用品回収業者は要注意。環境省の担当者さんいわく、「無許可で営業をしている違法な業者が多く、部品の転売や不法投棄が問題となっています」とのこと。

家電製品はフロンや鉛などの有害物質を含むため、適切なリサイクルをする必要があり、処理の基準が細かく法令で定められています。けれど、回収業者の処理手順は明確化されておらず、ルールを守っているか確認できない場合がほとんど。冷蔵庫やエアコンに封印されているフロンガスを正しく始末せず、そのまま大気中に放出してしまっているケースもあるのだそう。

回収業者のずさんな対応が原因で、環境汚染や健康被害が起きていると思われる事案も多発しています。また、作業後に高額な処分費を請求され、トラブルになった利用者も…。家庭から処理料金を取ってゴミを回収できるのは、自治体から「一般廃棄物収集運搬許可」や「自治体の委託」を得ている業者だけなのです。

行政の粗大ゴミ回収 or 信頼できるリユースショップへ

壊れてしまったテレビやエアコンなどの廃家電は、お住まいの自治体が案内する方法で処分するのが安心・安全。郵便局窓口で家電リサイクル券(1,785円~)を購入し、全国に369カ所ある指定引き取り場所に持ち込みましょう。自治体に問い合わせれば、自宅まで取りに来てくれる正規の許可業者を紹介してもらうこともできます。

また製品を購入したり、買い換えた電器店なら、引き取りまで請け負ってくれる場合もあります。家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵・冷凍庫、洗濯・衣類乾燥機)以外の廃家電は、住んでいる地域のルールを守って、市町村が集める粗大ゴミや不燃ゴミ回収で処分してください。

さらに不用になった家電がまだ充分使える場合は、古物商の許可を持つリユース(中古)ショップで買い取ってもらってもOK。中古品も生モノ。売るかどうか迷っているうちにどんどん買取り価格が下がっていくので、早めに買い取ってもらいましょう。

 

データ提供元:環境省廃棄物・リサイクル対策部 企画課リサイクル推進室
写真:Thinkstock / Getty Images

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