浴室のカビ:予防と除去方法
入浴後は浴槽にフタをしたり、換気扇をまわして湿度を早く下げることで、カビの発生を防げます。生えてしまったカビは、カビとり剤で落としましょう。
カビ予防
湿気を早く追い出す
余分な湿気が出ないように、家族一人ひとりの入浴後は、必ず浴槽にフタをしましょう。入浴し終えたら、窓を開けたり、換気扇をまわしたりして(3時間以上)、浴室内の湿気をできるだけ早く追い出しましょう。
換気フィルターにホコリがたまると、換気効率が悪くなります。掃除機で掃除しましょう。
カビの発生を防ぐ浴室用洗剤を使う
水切れをよくし、カビの発生を防ぐ浴室用洗剤を使えば、いつもの掃除で気軽にカビ予防ができます。
冷水をかけて温度を下げる
入浴後、壁や床を中心に、お湯をかけて汚れを洗い流します。その後、シャワーを水にして、浴室全体の温度を下げておくと、カビの発生を防げます。
カビ対策
カビが発生してしまったら、浴室用洗剤で汚れを取った後、浴室用カビとり剤を使って掃除しましょう。
用意するもの
- 浴室用洗剤
- 塩素系の浴室用カビとり剤
- ティッシュペーパー
- 炊事用手袋
- 眼鏡などの目を保護するもの
カビとり前の準備
塩素系の浴室用カビとり剤の使用上の注意をよく読み、炊事用手袋・眼鏡等を着用、換気をしましょう。
あらかじめ浴室用洗剤などで汚れを落とし、水気を拭いておきましょう。
カビの上に汚れがあるとカビとり剤が効果的に働きません。事前に汚れを落としましょう。
カビとりの手順
- 約10cm離して、浴室用カビとり剤をカビ汚れにスプレー
- 約5分おいてから、十分に水洗いする
※目線より高いところにカビとり剤を使うときは、液を柄付きのスポンジなどに付けてカビに塗り、数分後に水拭きしましょう。
目地が濡れているとカビとり剤が浸透しにくい為、浴室が乾燥している時に掃除しましょう。
ガンコなカビ汚れ
ガンコなカビ汚れの除去には、「湿布法」がおすすめです。
- 約10cm離して、浴室用カビとり剤をカビ汚れにスプレー
- 上からティッシュペーパーを貼り、もう一度スプレー
- 20~30分おいてから、ティッシュごと拭きとる
- 十分に水洗いする