2017.09.04 Mon
ムレ防止にはサイズ選びも重要。レインブーツのデイリーケア&保管方法

ゴム製のレインブーツは何もお手入れせずに置いておくと、ヒビが入ってしまうことも。お気に入りのブーツを長く履くためにもケア方法は知っておきたいものです。160年以上もの歴史を持つフランスのレインブーツブランド「AIGLE」にお手入れ方法を聞きました。
ゴム製レインブーツのお手入れ&保管方法
ゴム製のレインブーツは、何もせずに置いておくと1~2年ほどでヒビが入ってしまうことがあります。「AIGLE」では、下記のようなお手入れをすすめています。
※レインブーツが天然ゴム製の場合、手順1~4が推奨です。レインブーツが合成ゴム製の場合、手順4のゴム専用のスプレーは使わないようにしましょう。
1.汚れや泥は水で落とし、自然乾燥させる。内側も水洗いして、よく乾かす。
2.新聞紙や乾燥剤で湿気をとり、折り曲げず真っ直ぐ立てて保管。
※表面に出る白い粉のようなものは紫外線のダメージを防ぐためのワックス。湿ったタオルでふき取ってOK。
3.直射日光や高温多湿を避け、風通しのよいところに保管する。
4.ときどきゴム専用のスプレーをかけると、表面に光沢が出て、ゴムの保護にも効果的。(レインブーツが天然ゴム製の場合)
ムレないブーツの選び方
足は1日にコップ約1杯分の汗をかくと言われているので、レインブーツの中はとてもムレている状態。そんなレインブーツを少しでも快適に履くためには、サイズ選びはとても重要。サイズ選びを間違えると、ブーツ内に汗がこもり、ジメジメした履き心地になってしまう場合があります。
サイズ選びで気にしたいのは、ふくらはぎの部分。ここに余裕のあるサイズを選ぶと、上から湿気が排出されやすくなり、汗がこもらなくなります。
また、インソールを使うと快適さがアップ。ムレによる不快感を減らしてくれるほか、足の負担も軽減してくれます。
雨の中を果敢に歩むレインブーツ。でも本当はとても繊細なのです。シーズンの終わりには必ずお手入れをしてから収納しましょう。