2017.12.27 Wed
シワをつけない! シャツのたたみ方&100均グッズを使った収納術

タンスにしまっていたシャツを出かける前に取り出したら、シワくちゃ!アイロンをかける時間もなく、ほかの服を着ることに…なんて経験を何度もしたことのある私。シワになりにくいシャツのたたみ方や収納法はあるのでしょうか?整理収納アドバイザーの臼井知子さんに教えて頂きました。
留めるボタンは5つだけ!ふんわりたたむのが基本
臼井さんによると、シャツにシワがつかないようするために、たたむ前に知っておいてほしい3つのポイントがあるそうです。
- アイロンをかけた後のシャツは、ハンガーにかけて熱を冷ます。
- ボタンは一番上から3つ分と真ん中、そして一番下を留める。
- 折り線はきっちりつけずに、ふんわりとたたむ。
これを頭に入れながら、実際にたたんでみましょう。
<シワにならないシャツのたたみ方>
1.シャツの幅を、収納するスペースの幅に合わせて左右両サイドから中心へ向けて折る。そのとき、脇の縫い目に沿って両サイドを合わせる。
2.袖は、身ごろのサイドと平行になるように折り曲げる。サイドから袖がはみ出さないように注意。
3.もう片方も同じようにたたむ。左右のバランスを均等にするとキレイな仕上がりに。
4.裾を両袖口のラインの少し上で折り返す。
5.最後に全体を半分に折る。
収納時のシワはどう防ぐ?書類トレーを使った収納法
せっかくキレイにたたんだシャツも、しまっている間にシワがついてしまったらがっかりですよね。 シワにならない収納のコツは、何枚も上に積み重ねないことです。
そこでオススメしたいのが、100円ショップで売っている積み重ねができるタイプのA4のトレー。たたんだシャツを2枚ずつ入れ重ねて収納します。
トレーに収納すれば引き出しのようにスッと引き出せるので、シャツの出し入れもスムーズです。しかも透明なので、どこにどのシャツが入っているのかがひと目で分かります。
シャツは1つのトレーに襟の方向が互い違いになるように入れるのがコツ。「入れたときの高さが均等になって、引き出したときにトレーの上辺に引っ掛かるのを防げる」とのこと。
省スペースでも◎シワにならない収納アイデアって?
トレーを活用できない、タンスなどの狭い空間ではどのように収納したらシワを防げるのでしょうか。 臼井さんにアイデアを聞きました。
- 仕切り板やブックエンドなどを利用して引き出し内をタテに仕切り、1スペース1枚収納する。
- プラスチック段ボールやクリアフォルダーなどを芯にして、シャツと一緒に折り込んでたたむ 。
- 空いたスペースに、上下が互い違いになるようたたんだシャツを交互に重ねる。
シャツのシワがないと気持ちも嬉しくなりますよね。楽しんで続けられそうな方法を、ぜひ試してみてください。